期待してはいけない!海外での従業員の対応、フィリピンの某バジェット航空のオフィスにて

近頃、NGOのプロジェクトの準備に奔走している。地方に住んで特に困っているのは、マニラのオフィスとのやり取りであります。日本では、電話とメールで大体の疑問、懸念事項は解消されるのですが、ここでは悲しいことにそんなことは期待できません。

某飛行機会社に問い合わせたところ、返信なし。電話も常に話し中。で、仕方がないのでマニラの彼らのオフィスに行きました。渋滞のひどいマニラではちょっとした場所に行くのにも半日がかりです。

やっと到着したオフィスのやり取りでも大変消耗しました。
以下が担当とのやり取り。
私「グループブッキング(団体予約)の件でお伺いしたく、今日こちらにきたのですが」

担当「こちらは、個人用のブッキングデスクです。」

私「電話しても通じず、団体の問い合わせフォームにメールをお送りしても何の音沙汰も
ないので、こちらでお伺いしたいと・・・」

担当「こちらは、個人用のブッキングデスクです。」

私「こちらは団体予約の受け付けをしていないことは理解したのですが、こちらとしても手をつくしたので、なんらか担当者の方とコミュニケーションを取りたいのですがこちらで担当者の方とお取次ぎ願います。とてもいそいでいるので」

やいのやいの言われようやくいただけたのが、電話番号の書かれた紙。こちらに電話してくださいと。

ああ、もういいよ。という感じです。

これはフィリピン屈指のバジェット便のオフィス。電話をかけ続けること1時間。ようやく通じて得たのもはただ担当者のメールアドレス。こちらに連絡してくださいだとさ。じゃ、なんでその紙にメールアドレス書いておかないの?そもそも、団体用の連絡先をウェブサイトに出しとけ!という感じです。

どっと疲れました。

もう、やってらんないぜ、猫のごろ寝
もう、やってらんないぜ!という気持ちになることもあります。
そこに来て、義姉の家に着いたら停電。急いで連絡を取らないといけない場所があるというのに・・・メールも使えない。電気代を期間中に支払わなかった故だといいます。支払う金がなかったのではなくて、忘れていたのだとか(汗)

で、電気を切られたのですが、それに気がついたのが電気会社のオフィスアワーのぎりぎり。義姉、急いでオフィスに行き、支払いを済ませ、それで電気が回復!という予定であったが、電気回復せず。何度となく電気会社に電話するものの、24時間以内に回復しますよとのこと。24時間以内って(汗)

回復したのは翌朝。理由は、電気を回復させる技師が昨夕の強い雨で、外に出るのが億劫になったからというもの。給与が低いうえに、雨の中の出勤なんていやなのはわかるけど、利用者の利便性のことはまったく気にしない。

なので、日本にて某デパートで、探している品物がないときにいろんな部署に電話をかけ、こちらの求めに応じようとしている店員にいたく感動したのでした。日本じゃ珍しくないだろうけど・・・フィリピン的な様子が世界のスタンダードに近いと思うので、慣れないとなぁと思うのですが、こんなやり取りに辟易する日々です。

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