フィリピンで証明書を得る手間よ!NSOで証明書を取得する

4時間。

NSOこと国家統計局で、証明書一枚を取るのにかかった時間。

旦那の雇用先に提出するために、書類を取りにいってあげました(恩着せがましい言い方で恐縮です。)

本を持っていったので、救われましが他の人はこの気の遠くなるような時間を自分の携帯電話とにらめっこしたり、音のないテレビを見たり、ぼーっとして過ごしていました。

フィリピンは日本のような戸籍の制度はありません。ですので、基本的には○○証明書というたぐいのもの発行することになります。

NSOで扱うのは、出生証明書、婚姻証明書、死亡証明書、未結婚証明書:Cenomar(Certificate of No Marriage Recordの略)等の証明書。

手順は、①入口のセキュリティガードからA4サイズの半分、裏表ある申請書を入手します。証明書の種類によって色が異なるので、セキュリティに何が必要か告げます。出生証明書は白、死亡証明書は黄色、婚姻証明書はピンク、未結婚証明書はたしか緑。

②入口の職員に記入した証明書を見せると、記入内容を確認してくれ、その際に番号を割り当てられます。

③窓口で自分の番号が呼ばれたら、窓口でお金を支払い、レシートを受け取ります。
Cenomarを除いて一通140ペソ、Cenomarは190ペソです。

④名前を呼ばれたら③とは異なる窓口へ行き、証明書をもらいます。

まず①~②までに至るのに30分ぐらい、ビルの外に並びました。②~③のステップが猛烈に長く、3時間、そして最後は30分で書類を受け取りました。

NSOで書類を取得するのはこれで2回目。マニラはケソン市で受け取りましたが、広く、地方以上に人が多く、また半日はつぶれる覚悟で書類を取りに行かないといけません。私は地方はまだマシだろうと思っていましたが、そんなことはなく大変長い時間待たされました。

何がそんなに時間がかかるのかは分かりませんが、一見したところでは書類の請求者の数の割りには③の機能をする窓口は2つのみ、そして昼時間になると恐らく交代して休憩をとっているのか、1つの窓口しかしばし機能していません。さらに、お金をしはらうだけの窓口で質疑応答・・・これじゃすすまないわけだ・・・

疲れました。

途中隣後ろに座っていたおばちゃんに声をかけられ、話しているうちに外国人と言うことが判明してしまい、少々面倒くさいことに。。。そのおばちゃんの隣に座っていた男性が私が職員と話している時にとうに用事が済んでいるはずなのに、後ろにたって人の話を立ち聞きしてきたり・・・終わった後はすぐ後ろから歩いてきたので、早歩きで逃れました。

入国管理局どうようにあまり行きたくない場所です。

改善されないのであれば、せめて映画館などを併設してほしいです。儲かると思うけどなぁ・・・で、映画見ながら電光掲示板に今は○○○番~○○○番まで受け付けていま~すなんで出たら有難いと思うのは私だけでしょうか。

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