低空飛行するヘリコプター |
6月12日は1899年6月12日、初代大統領エミリオ・アギナルドの下フィリピンがスペインから独立を果たした日です。
その記念すべき日に、ノイノイことアキノ大統領がナガ市を訪れ、国旗掲揚記念式典に参加しスピーチを行いました。
会場のキンセマルテス広場 (Plaza Quince Martires) |
スピーチを終えて次の会場に向かうアキノ大統領 車から手だけがみえます。 |
多くの人が一目アキノ大統領を観たいと近づきますが、人混みをかき分けて戻ってきたおばちゃんが「広い額だけでも見れたらよかったのに、全然見えなかった」と残念がってました。
プラザキンセマルテスのすぐそばのジョリビーで立ち往生 |
前日の会場の準備の様子 |
私は一般のフィリピン人よりも背は高めのためスクリーンは見えるものの、わたしの位置からは大型スクリーンのアキノ大統領は首から上が見えない状況。
途中「何もか変わりゃしないんだ」と叫んで、警察官に強制退場させられている活動家なども居ました。それ故に、さらに周りはさらにがやがや。ちなみに活動家は現地のビコール語ではなく、タガログ語で主張を展開したことから、大統領に向けて発せられた発言であることが分かります。同日、同市でちょっとした抗議行動が起こったと聞きます。
スピーチを終えると、専用車に乗り込み次の会場へ向かう様子。忙しい大統領の独立記念日の一こまでした。
スピーチの内容は、大統領府のウェブサイトに掲載されるのを待とうと思いますが新聞では現在騒がれているポークバレルについては証拠が充分に揃うまでは発言を控え、法的な手続きを尊守することを述べています。また、フィリピンでも貧しいこの地域の経済の活性化のためのプロジェクトの実施について述べています。
このフィリピンにとって重要な日に現職の大統領が式典に参加しにくる理由をあれこれ考えました。
1つは、故ロブレド市長と現市長がノイノイと同じ政党であること。
2つ、ロブレド市長が築き上げた汚職撲滅のための制度改革の文化がある町であるため、ノイノイの就任演説にマッチするため。
3つ、リザールパークは、ノイノイが批判する俳優上がりの政治家、元大統領のエストラーダ市長がいるため。
4つ、ビコール地方の2分化を防ぐため。ビコールには2つの政府があると言われていますがそれを考慮しての行動
大統領のスピーチの内容がどうであれ、国民的に重要な日に大統領が来るというだけで一般市民にとっては非常に効果があったように思うことはよく利用する大衆食堂のおばちゃんが誇らしげに、ノイノイをみれたことを語っていることからもわかります。
このフィリピンにとって重要な日に現職の大統領が式典に参加しにくる理由をあれこれ考えました。
1つは、故ロブレド市長と現市長がノイノイと同じ政党であること。
2つ、ロブレド市長が築き上げた汚職撲滅のための制度改革の文化がある町であるため、ノイノイの就任演説にマッチするため。
3つ、リザールパークは、ノイノイが批判する俳優上がりの政治家、元大統領のエストラーダ市長がいるため。
4つ、ビコール地方の2分化を防ぐため。ビコールには2つの政府があると言われていますがそれを考慮しての行動
大統領のスピーチの内容がどうであれ、国民的に重要な日に大統領が来るというだけで一般市民にとっては非常に効果があったように思うことはよく利用する大衆食堂のおばちゃんが誇らしげに、ノイノイをみれたことを語っていることからもわかります。
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