環境ワークショップ(1)ーフィリピンの若者と考える環境問題とその対策

昨年11月にスーパー台風、ハイヤン(台風13号)がフィリピンを襲い、甚大な被害をフィリピンにもたらしました。

日本でも大きく報じられ多くの方から「一体何が出来るのか?」という問い合わせをいただいたり、実際募金活動をしてそれらのお金を被災地に送っていただいたり、温かい支援を頂きました。
台風ハイヤンで破壊された教会(タクロバン)

フィリピン人を夫に持つ者として、本当にありがたく嬉しくそれらのお話を聞きました。その一方で今回のような大きな台風が起こる背景としてある理由は被害のニュースに比べて注目度が低いように思われ危機感を感じます。

台風の起こるメカニズムは、熱によって蒸発した海水が積乱雲となり、雲ができる過程で多くの熱を放出しますが、その熱がまわりを温めて上昇気流が強まり、これを繰り返す中で、熱帯低気圧(台風)が形成されるという具合だそうです。
この台風が近年強力になっている理由として、地球の温暖化が挙げられています。

何をいまさら?

アメリカを襲ったハリケーンカトリ―ナの時だって、そんな話があったし、何も目新しい話ではないと思われます。

しかし、聞きなれたこの話を真剣に受け止めて、実際に(出来る範囲でも)行動に移すというのは中々難しいのではないかと思います。実際、起こった場所は私の地域ではない!日々の忙しさの中でタダ忘れ去られていくように思います。
しかも、環境の話って何だか難しいし、実行に移したからって、効果もなくただ単純に自己満足でおわりそうect・・・という声が私の腹からも聞こえてきます。

著者のお手伝いする団体が出す指針に対しても、どこまで科学的な裏付けがあるのか。つまり、自己満足的啓蒙レベルなのか、本気でキャンペーン、しかしどのレベルでするのか等々話し合いに参加しながら、自らもそしてグループにも突っ込んでおります。

キャンペーンというと、何か「ほっとけない」とかそうしたものを想像してしまいますが、そういうものではなくて、まずは自分が実践して、その感触を元にして知人に広げるというもの。

勿論、最終的には政策やシステムが変わっていかねばなりませんが、私たちは環境に関する法律が整備され、実行されたときに強制されて行うのか、その前に自分が変わるのか考えないといけないと思います。何だか、こういう書き方って説教臭くていやですが・・・

週末かけて行ったワークキャンプで啓蒙的なワークショップのコンテンツ作成のワークショップが行われ、半分?いや2/3ぐらいはスタッフと言う形で参加し、個人として何か環境に関する実行可能なアクションにコミットすることの有効性と実行可能性を考えました。

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