ランタン祭り‐フィリピン、ヌエバエシハ州

ランタン祭りがあるとのこと、友人に誘われてルソン島中部のヌエバエシハ州に一泊二日の旅に行ってきました。

二つ返事で約束したのですが、実はヌエバエシハ州自体もそれほど縁があった地域でもなく、スケジュールも色々よく分かっていませんでした。しかしまぁ何事も経験と思い、楽しくも大変な目に遭い帰ってきました。
バスから見える風景

サンホセ行きのバスに乗り込みクバオから出発、お昼に出たバスはノースルソンを北上し、ラパズで休息を取り夕方6時にランタン祭りの会場、中央ルソン州立大学のキャンパスの前に到着しました。5時には日が暮れはじめる12月のフィリピンは、到着時には既に陽が落ち、ライトアップされた大学入口が大通りに面するガソリンスタンドの明りにも負けず、煌々としていました。

ランタン祭りのデコレーション
ランタン祭りのデコレーション
入口から構内に入っていくと、通り沿いの建物もクリスマスのライトアップが見えてきます。そして中に進むにつれて人の通りが多くなっていき、恐らく通常は運動場として使われている場所に舞台が設置され、その周りには多くの人が催し物の開始を待っていました。

催し物というのは、恒例の各学部ごとのパフォーマンス。各学部が、フィリピンの各地で行われているお祭りの要素を取り入れて、ダンスを創作しそれを披露するというもの。自らの所属する学部の発表となれば、まさに黄色い声援、時には悲鳴も聞こえてきます。色とりどりの衣装、よく準備された小道具、そして息の合ったダンス、どの学部の発表もクリエイティブで素晴らしいものでした。

グループのパフォーマンス
それらのパフォーマンスの後は、ミスコン、ライブ演奏と一晩じゅうのお祭り騒ぎ。私はてっきり夜のどこかの時間でひと区切りするものとおもっていましたが・・・。私は旅行前の徹夜が祟り、眠さと疲れに勝てずテントでひと眠りすることにしました。私が休んでいる間、友人たちはライブ音楽に合わせてダンス、一晩中飲んで歌って楽しんだようです。

テントは私の所有ではなく一緒に来た友人が雨に備えて持ってきたもの、そうでなければ草っぱらに完全野宿でした。友人に感謝。
翌朝見た、張り紙。ランタン祭りの日に私とデート
しませんか?というお誘い!
私は、お祭りが一晩中行われることは知らなかったので、「野宿」の備えをしていませんでした。少し厚手のジャケットと長めのブランケットを持参すべきでしたが、持ってこなかったのでテント泊ながら寒かった。それ以上に、蚊とノミ、ダニに食われまくり、翌朝起きた時の顔が変形していました。そして数日たった今でも身体のあちこちが痒かったりします。

翌朝は、人が去った会場でまだライブ音楽を楽しむ人たち、ゴミを拾う清掃員、昨晩酒を飲みすぎて泥酔して起きれないスペイン人(学生?)などを見かけました。私のドイツ人の友人が、そのスペイン人の友人からFBのアカウントを聞きだそうと、揺らして起こそうとするものの、熟睡。そのドイツ人の友人は、ボールペンを取りだし、そのスペイン人の男性の手に記入!そんな様子を生温かく見守っていました。
(続く>> ランタン祭り‐ヌエバエシハ州への旅(2)

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