ランタン祭りをオールナイトで踊り明かしたドイツ人の友人を大学内の寮に置いて、体力があり、かつ多少の睡眠をとったメンバーで中央ルソン州立大学構内をレンタルバイクでサイクリングしました。いざ、ヌエバ・エシハプチ観光へ!
自転車は一時間10ペソ也。安いものの、サドルが取れていたり、ブレーキがなかったり、タイヤの溝がすでになかったりですが、まぁ、それは御愛嬌。
中央ルソン大学
中央ルソン州立大学は、1907年の創立時は農業校でしたが、1954年に農業大学、1965年には州立の総合大学となりました。生徒数は10,000人ですが、キャンパスは非常に広く学内に各学部の建物が点在しています。フィリピン、中央ルソン大学の構内 |
この大学は日本がフィリピンを占領している時には軍の施設として使用されていたようです。この大学出身の友人は現在は女子寮として使われている建物を指差し、軍の司令部が置かれていた場所と説明してくれました。地方に行くたびにこうした話を聞きます。一度じっくり調べたいものです。
広い構内を自転車でまわり、時に興味深いものがあると足をとめます。キノコの栽培場所、魚の養殖場所など。特に農業学が盛んな大学故に、家畜の飼育場所が見られ興味深いものでした。
MILKA KREMでカラバオ(水牛)の乳製品をたのしむ
フィリピンの水牛、カラバオのミルクや乳製品が楽しめる場所があるといい、3時間のサイクリングの最後に休憩場所としてち寄りました。MILKA KREMは、大きなマーケットにアクセスしずらい小規模農家からミルクを購入し、製品化しています。
MILKA KREMのアイスとミルク! |
著者はパンダン味のアイスクリームを購入、ほどよい甘さとパンダンの香りと濃厚なミルク味が美味でした。個人的にはバニラがあったらよいのではと思うのですが、フィリピン人の好みに合わせた結果こうなったのでしょうか。
一般のフィリピン人の懐事情を考えると、ミルク850ミリが60ペソ、小さなカップのヨーグルトが30ペソというのは割高ですが、フィリピンのスーパーで販売されている牛乳はオーストラリア、ニュージーランドなどからの輸入もので、お値段も60~70ペソほどと同じぐらい。
それを考えると、カラバウミルクがもう少し一般の市場で出回ってもよいのではと思います。熱帯の気候故、保存が難しいのでしょうが、ローカルのプロダクトが市場で流通し易いしくみを作るというのは地元農家にとっても有難いのではと思いました。
3時間のサイクリング、レンタルした自転車は古く、舗装されていない道に全身をガタガタいっていましたが、遠く一直線に伸びる道をサイクリングするのは痛快。オランダの自転車生活を思い出したりもしました。
(>>ランタン祭り‐ヌエバエシハ州への旅(1) )
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