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オランダのお土産何にしよう‐お菓子編

オランダと言えば、チューリップ、水車、木の靴（クロンプ）・・・食べ物、チーズの他何が思い浮かびますか？ここでは、オランダ観光のお土産に、とてもオランダ的なお菓子を紹介します。お土産にどうぞ。

ドロップ（Drop）

オランダでドロップという名で親しまれるリコリス菓子、そしてケーキ。この二つは、いろんな場所で振る舞われ、好き嫌いもはっきり分かれます。いや、外国人に嫌われているというのが正しいのか・・・

黒い光沢、薬っぽい味が特徴的なドロップ（Drop）

リコリス菓子は、ドロップといえども、食感はグミのようで、食品着色料カーボンブラックで着色され光沢を帯びた黒色。歯ごたえはゼラチン、光沢は蜜蝋を添加することで出しています。スーパーから、市場などの量り売りなど至るところで販売されています。

このお菓子は出先の入り口に瓶で置かれており、口がさびしい時に手が伸びる場所に配置しております。いつもいく教会の入り口にもドロップが大量に入った瓶が置かれており、帰りがけに口に放り込む人を見かけます。

アルバの友人は帰国する時には必ずこのお菓子をお土産に買って帰るといいます。家族の好物といい、また他のオランダ人の友人はおいしそうに口にします。著者、やはりなかなかこの独特な味を楽しむまでには至りません。

味は、何とも薬のような味です。甘草の一種リコリスと塩化アンモニウムで味付けがされているようで、色身も手伝い外国人からするとなんとも不思議な食べ物です。これを食べている時は、幼少期にお医者さんから処方してもらったシロップ状の色つき飲み薬を思い出します。

ペッパーケーキ

ペッパーケーキ

ペッパーケーキと呼ばれるこのケーキは、オランダ・ベルギー発祥のケーキでシナモン、ジンジャー、ナツメグなどが含まれています。名前にあるペッパーははいっていないようです。

同じ屋根の下に住む中国からの留学生は、チョコレートケーキかと思い2つも購入し、食べた途端にチョコレートケーキではなかった残念さと同時にその独特の味にたまげて、もう食べられないとギブアップしておりました。たしかに光沢具合は、チョコレートケーキに見えなくもない一品（汗）ブラジル人の友人のお母さんの大好物。日本にも類似した味のお菓子はあり、好きな人ははまる味。

ストロープワッフル

ストロープワッフルとコーヒー

ストロープワッフルは薄い円形のワッフル生地の間にシロップを挟んだものです。甘いお菓子で、コーヒーのお伴となりますが、そのものはかなり甘いです。

ハッカ飴

これも、オランダでよく見かけ、オランダ市民に愛されているお菓子。株式会社明治から発売されていた清涼菓子、カルミンと似ているという声を聞きますが、辛すぎないミントが爽やかです。レストランでのお食事後の口直しとして、お会計の隣に置いてあります。決して｢おいしい｣というお菓子ではありませんが、中毒性があるようで、周囲のオランダ人やオランダに越してきた外国人がはまっています。有名なブランドはフィルヘルミナ王女の顔がプリントされているフォルトゥン社のミントタブレットです。

他にオランダらしいお菓子としては、スペキュラースも有名。味付けに白胡椒, シナモン, 生姜,丁子, カルダモン、ナツメグなどのスパイスなども使われており、味は少々普段口にするクッキーとは一味もふた味も違い、少々堅いクッキーです。これも地元では人気のお菓子。特に12月5日のサントニコラースの日に好んで食べられます。

オランダのお土産にお菓子一品と聞かれたら、個人的にはストロープワッフルを薦めると思いますが、他のお菓子は「是非試してほしいオランダのお菓子」で紹介しておりますので、ご一読を。

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