来る9月15日、シヌログ祭がヘルダーランド州のモーレンフクにて行われます。シヌログ祭とは、フィリピンのセブ島で毎年1月第三水曜日に行われる行事です。本来は1月の行事を9月に行う理由は、気候の故です。オランダの1月はとても寒い上、雪が降ります。とても外でお祭り開催とはいきません。それゆえの開催する日取りが変更され、数年この地でシヌログ祭がささやかに催されています。オランダのシヌログ祭はどうなるでしょうか。現在、準備の最終段階です。
シヌログ祭、ネット検索をすると、色とりどりのコスチュームに身を包み、様々なダンスが観られますが、それらはダンスのコンテストの故で、シヌログダンスは左右前後にステップを踏むシンプルな踊りです。上記の話のように女王ホアナに扮する女性がサント・二ーニョ像を手に踊ります。
週末、忙しくなりそうですが、本場のシヌログダンスが観られることが楽しみです。
* 4 million people join Sinulog festival, Sun star, 1月21日
http://www.sunstar.com.ph/cebu/local-news/2013/01/21/4-million-people-join-sinulog-festival-263920
シヌログ祭の起源
フィリピン各地には守護聖人が居ますが、セブ島の守護聖人がサント・ニーニョ、幼少のイエス・キリストです。マゼランがセブに到達したとき、島の王ラジャ・フマボンの妻のハラ・アミハン、(のちに女王ホアナ)を洗礼し、その時にギフトとして手渡されたのが幼少時のイエスキリスト像だったといいます。喜んだアミハンは踊りを踊り、その場にいた同じく洗礼をうけた800人ほどの人たちも彼女と一緒に踊ったと言います。その踊りがシヌログダンスといわれます。女王ホアナがサント・ニーニョを抱き、踊ることで病に苦しむ人たちに祝福を与えたといわれます。フィリピンのシヌログ祭
本場フィリピンのシヌログ祭では*約400万人が参加したと報道されました。大変な混雑であることは容易に想像できますが、人波の交通整理以外にさしたる問題も起こらず事なきを得たようです。シヌログ祭、ネット検索をすると、色とりどりのコスチュームに身を包み、様々なダンスが観られますが、それらはダンスのコンテストの故で、シヌログダンスは左右前後にステップを踏むシンプルな踊りです。上記の話のように女王ホアナに扮する女性がサント・二ーニョ像を手に踊ります。
オランダのシヌログ祭
当日の予定は、幼少期のイエスキリスト像とともに町内をパレード、その後ミサを行い、最後はシヌログダンスなどを踊り、丸1日イベントにかかりきりになります。週末、忙しくなりそうですが、本場のシヌログダンスが観られることが楽しみです。
* 4 million people join Sinulog festival, Sun star, 1月21日
http://www.sunstar.com.ph/cebu/local-news/2013/01/21/4-million-people-join-sinulog-festival-263920
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