オランダ スポーツ 生活

スポーツとオランダ人－大学90周年記念のスポーツイベント－

スポーツは、オランダでも多くの人が楽しめる話題の一つです。多くの人がスポーツを観戦し、そしてスポーツに参加して楽しんでいます。

オランダ人の好きなスポーツ

オランダ人が熱狂するスポーツは勿論、サッカー。一番人気のスポーツといっても過言ではないと思います。オランダの大きな街にはチームそしてスタジアムがあり、試合があるとなれば応援するチームのユニフォームを着て試合観戦です。

2010年ワールドカップでは１次リーグＥ組の第2戦、日本がオランダに0－１で敗れてしまいましたが、その後オランダは勝ち進み、準優勝しました。この試合をシンガポールで観戦したのを思い出します。

オランダはサッカー大国で1部18チーム、2部18チームのプロリーグ有り、アマチュアチームはかなりの数があると言われます。人口比でいえば、かなり多くの人がサッカーを自らプレイ、そして観戦して楽しんでいることが伺えます。



長短距離のスピードスケートはメダルの獲得国として有名。湖畔が凍る程の寒い冬の便利な交通手段、そして長い冬を楽しむ手段として発達してきた背景があります。そのほかにはツーリング。土日は、磨き上げた自転車に空気抵抗を少なくすべく身体にフィットするサイクリングシャツ、しかも仲間同士お揃いのシャツを着て出かける姿を目にします。

そして長身を生かし、頭脳プレーのバレーボールはバルセロナオリンピックで有名になりました。観戦するスポーツとしての人気は今ひとつ振るわないようですが、競技人口はそこそこと聞きます。また、オランダ人の友人と話をすると、幼少期に数年に渡り柔道を習っていた人たちもかなりおり経験者が多いことが分かりました。皆、それぞれ好きなスポーツを楽しんでいるようです。寒く長い冬のあるオランダは意外とスポーツが盛んな国であることを今更ながらに知るのでした。

大学のスポーツ大会

旦那の勤める大学では創立90周年を記念したイベントが行われています。そのお祝いの一環としてスポーツ大会が開かれました。大学構内に入ると風船や張り紙などが目に入ってきます。低音の利いた音楽がどこからともなく流れてきたかと思うと、道沿いに設けられた自転車レース場を走る競技者への声援が聞こえてきます。

スポーツ大会で競われる種目は多様で10種目（サッカー、バレー、ホッケー、テニス、バスケットボール、クロスカントリーなど）、その他に参加して楽しめる種目が19種目（野球、ヨガ、武道、ダンスなど）あります。

各学部ごとに色分けされており、参加者は色分けされたユニフォームを纏い、競技に参加します。人文学部は黄色、法学部は紫、社会科学学部はオレンジ、医学部緑、科学学部は水色など8チームが競います。

旦那は昔得意であったバスケットボールに参加しました。オランダ人参加者が大多数を占めるため、旦那の背の低さが際立ちます。

旦那の所属するチームの構成は女子が多数を占めます。社会科学学科でバスケットボールに参加した人たちのほとんどが心理学部から来ております。監督と思しき人に挨拶をして、お話をした時に心理学の学部は女性が80％程を占めているため、こうしたチーム構成になっているとチーム構成に対する疑問に答えてくれました。

試合では、社会科学チームが女性3～4人、男性1人なのに対して、大学附属病院チームは男子が3～4人、女性が1～2人の参加で、皆背も高くパワーゲームの様相。しかし、女子負けずに健闘。残念ながら1勝3敗の成績。女子だけのリーグだったらこのチーム勝てたのに・・・と観戦するだけの私は思いつつも、後半は優勝を狙うチームは真剣そのものでしたが、3敗している旦那のチームは比較的競技を楽しんでいるようでした。

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外ではサッカーの試合が続いており、白熱した試合展開に、まとまった雨が降っているにも関わらず傘をさして、あるいはささずに観戦する人々の姿が見えました。やっぱり、サッカーは人気スポーツ。見ている私も思わず興奮!!しばらくぶりにスポーツをしたくなりました。

毎回海外に中長期で滞在し始めると恒例のようにしてはじめるのが空手。けど、マニラで始めそこねたフラメンコ、やりたいなぁ。学校見学まで行きましたが、マニラと地方への不定期出張が続きスケジュールを立てるのが難しく、奇しくも断念。今度こそはと、こちらに来て地元のバレーダンス教室を見学。9月まで開講しないのだとか。なんたるバッドタイミング。そうなるとまた空手に励むことになるのか？いまの時点ではわかりませんが、オランダ人がスポーツを盛んに行っていることに、刺激を受けています。

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