もう少しでクリスマス。クリスマス(Christmas)とはChrist(キリスト)のmass(ミサ)でキリストのミサの意味。ミサ(プロテスタントでは聖餐式と呼ばれる)とは、キリストの死と復活を記念した典礼です。日本ではかなり商業化されて、多くの家庭で子どもたちへのプレゼントを用意したり、ケーキを買って祝われたり、恋人同氏がクリスマスディナーに出かけたりする姿が見られます。海外、特にキリスト教徒の多い国では、ミサが行われ、普段は教会から足が遠のいている人もミサに参加する姿が見られます。
日本人の多くはキリスト教徒ではないので、クリスマスのミサなどはあまり関係がないことかと思われている、あるいは、教会等行ったことがないため、足が遠のいているのではと思いますが、興味がある場合は、ミサに参加してみるのも良いのではないかと思います。
しかし、但し書きがあります。「パン(聖体)は、洗礼を受けている信者のみが拝領できるものです」「洗礼を受けていない方に対しては、祝福を授けている教会もあります」とあります。これら、さらっと書かれていますが、案内がないと何のことであるのかわからず、気持ちがくじかれてしまいます。
飛び込みで行くのは少々ハードルが高いとも思われます。では、行く前にどんな準備をしたらよいのでしょうか。
教会によっては、式次第やミサで読まれる聖書の個所が書かれたリーフレット等が配置されていますので、手元に置いて置くのがよいでしょう。
以来、キリスト信者は2000年にわたって、キリストの復活を祝うために毎週集まり、この「主の晩餐」を行ってきました。これがカトリック教会でミサ(感謝の祭儀)と呼ばれる礼拝集会です。
ミサはキリストの生涯、特にその死と復活を思い起こし、キリストをとおして実現した救いの恵みに感謝し、パンとぶどう酒のしるしによってキリスト信者がキリストと一つに結ばれるものとのこと。カトリック信者にとってもっとも大切な秘跡(神の恵みのしるし)と言われています。
ミサで拝領するパンは、我々が日常的に食されるパンではなく、小さいウエハース状の無発酵パンです。 聖職者による祈りによって聖別された聖体をミサで受ける(実際は口に含む、噛まずに飲み込む)のですが、入信の儀式(洗礼)を行っていない人は基本的には受けません。
1. 開祭
意味合いとしては、心を神に向け、日々の生活を反省し、祈りの心を整えます。
司祭が入場し、祈りや賛美歌によりミサが始まります。司祭の入場時は全員起立です。
2. ことばの典礼
聖書の朗読を中心に、歌・説教・祈りなどが行われます。
聖書から3箇所抜き出され、朗読されます。
3. 感謝の典礼
パンとぶどう酒の食卓を囲んで「主の晩餐」が行われます。キリストの死と復活を記念して、パンとぶどう酒をささげる祈りが唱えられ、最後に、カトリック信者はキリストの体と信じて聖体のパンをいただきます。
4. 閉祭
神父たちが聖堂から退出します。
式次第を通じて、起立、着席、ひざまずいて祈る場面があります。起立と着席は他の人と同じようにするのがよく、ひざまずいて祈る時は、着席のままでよいと思います。
http://ubecat.jp/missa/#entry55
カトリック東京大司教区、ミサと祈り
https://tokyo.catholic.jp/catholic/mass/
日本人の多くはキリスト教徒ではないので、クリスマスのミサなどはあまり関係がないことかと思われている、あるいは、教会等行ったことがないため、足が遠のいているのではと思いますが、興味がある場合は、ミサに参加してみるのも良いのではないかと思います。
カトリック教会の内部 |
信者でなくてもカトリック教会のミサに参加できるのか?
そもそも、信者以外参加出来ないのでは?という疑問があると思います。カトリック中央協議会のウェブサイトに「信者でなくてもカトリック教会のミサに参加できますか?」という質問に関して以下のような回答が掲載されていました。もちろんできます。ぜひご参加ください。案内係がいる場合もありますので、「初めて来た」とお伝えください。ミサ中に信者が受け取って食すパン(聖体)は、洗礼を受けている信者のみが拝領できるものです。洗礼を受けていない方に対しては、祝福を授けている教会もありますので、招きに従って列にお並びください。参加は可能とのことが理解出来ます。また、著者も信徒というわけではありませんが、それ故に参加を拒まれたことはありません。
(https://www.cbcj.catholic.jp/faq/massgo/)
しかし、但し書きがあります。「パン(聖体)は、洗礼を受けている信者のみが拝領できるものです」「洗礼を受けていない方に対しては、祝福を授けている教会もあります」とあります。これら、さらっと書かれていますが、案内がないと何のことであるのかわからず、気持ちがくじかれてしまいます。
飛び込みで行くのは少々ハードルが高いとも思われます。では、行く前にどんな準備をしたらよいのでしょうか。
ミサ初参加前に知っておきたいこと
まず、知っておいたら助けになることはミサの簡単な流れを知ることではないかと思います。ミサは典礼なので、儀式としての形式があるので、その大まかな流れを知ることは助けになります。教会によっては、式次第やミサで読まれる聖書の個所が書かれたリーフレット等が配置されていますので、手元に置いて置くのがよいでしょう。
そもそもミサって何?ー聖体の意味
イエス・キリストは捕らえられ、十字架の刑に処される前に弟子達と夕食を共にしました (いわゆる最後の晩餐です)。イエスはその席でパンを取り、「これはわたしの体である」と言い、またぶどう酒について「これはわたしの血」と言われました。以来、キリスト信者は2000年にわたって、キリストの復活を祝うために毎週集まり、この「主の晩餐」を行ってきました。これがカトリック教会でミサ(感謝の祭儀)と呼ばれる礼拝集会です。
ミサはキリストの生涯、特にその死と復活を思い起こし、キリストをとおして実現した救いの恵みに感謝し、パンとぶどう酒のしるしによってキリスト信者がキリストと一つに結ばれるものとのこと。カトリック信者にとってもっとも大切な秘跡(神の恵みのしるし)と言われています。
ミサで拝領するパンは、我々が日常的に食されるパンではなく、小さいウエハース状の無発酵パンです。 聖職者による祈りによって聖別された聖体をミサで受ける(実際は口に含む、噛まずに飲み込む)のですが、入信の儀式(洗礼)を行っていない人は基本的には受けません。
ミサの流れ
カトリックのウェブサイトを見ると、開祭、ことばの典礼、感謝の典礼、閉祭の4つの部分からなると説明されています。1. 開祭
意味合いとしては、心を神に向け、日々の生活を反省し、祈りの心を整えます。
司祭が入場し、祈りや賛美歌によりミサが始まります。司祭の入場時は全員起立です。
2. ことばの典礼
聖書の朗読を中心に、歌・説教・祈りなどが行われます。
聖書から3箇所抜き出され、朗読されます。
3. 感謝の典礼
パンとぶどう酒の食卓を囲んで「主の晩餐」が行われます。キリストの死と復活を記念して、パンとぶどう酒をささげる祈りが唱えられ、最後に、カトリック信者はキリストの体と信じて聖体のパンをいただきます。
4. 閉祭
神父たちが聖堂から退出します。
式次第を通じて、起立、着席、ひざまずいて祈る場面があります。起立と着席は他の人と同じようにするのがよく、ひざまずいて祈る時は、着席のままでよいと思います。
まとめ
教会によっては、はじめて参加する人への案内があるのですが、海外ではそんな親切な案内は、ありません。基本的には、周りを見ながら気負わず、参加するのがよいのではないかと思います。そして、引き続き通いたいと思うようになったら、案内書などを読みつつ、周りの人から学ぶのがよいと思います。クリスマスは最寄りの教会で是非ミサに参加してみてください。参照リンク
ミサ式次第http://ubecat.jp/missa/#entry55
カトリック東京大司教区、ミサと祈り
https://tokyo.catholic.jp/catholic/mass/
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