フィリピン人の旦那との生活―フィリピン人的行動 (1)

常々、国際結婚って大変だなぁと感じます。

普通の結婚生活だって、赤の他人が生活を共にするわけで決して楽ではないのに、何分外国人なので、「?」と思うことや、「それはしないで!」と言いたくなること(実際言っていること)、「へぇ」と感心したり、またちょっと嬉しいこともあります。

日々、国際結婚だなぁと思えること、特にフィリピンの文化だなぁと思える旦那の行動は以下・・・


歌を知っている

とにかくいろんな曲を知っています。フィリピン人は人間ジュークボックスと言ってもよいかもしれません。とくに特定の年代で、自宅にテレビがない場合はラジオを聴いている場合が多く、日常的に沢山の曲を耳にしながら育っています。

なので、気がつくと歌が出てきます。

私は父のよく聞く演歌や歌謡曲で育ったので「テレサ・テン」「石川さゆり」「坂本冬美」「五木ひろし」「中島みゆき」の曲は知っていますが、旦那の知る80、90年代の洋楽は知りません。

旦那が歌を口ずさむと、曲名と歌手をyoutubeで調べて、実在しているのか、旦那の作詞作曲であるのか、確認をとっています。大体はあっています。しかし、時に歌詞を自分の都合のよいように変えていたりします。やはり、youtubeで調べるべきだと感じます。

歌のほかにも映画もよく観ており、詳しい・・・。テレビで映画がやっていると、大体の場合は見た映画とのこと。しかし、映画を見ているときに登場人物の一人になりきっていきなりしゃべりだすのはやめてほしい。

気がつくと踊っている


ちょっと前では、「ガンナムスタイル」とか「ランニングマンチャレンジ」とか。目の視界のどこかに旦那の踊っている姿が・・・(汗)

フィリピン人の多くがダンスが上手です。学校教育で民族舞踊を習う他、発表会などでもダンスのお披露目の機会が結構あります。コミュニティなどで始終音楽が流れているというのも影響しているのでしょう。一時、オチョオチョというダンスが流行りました。オチョは「8」の意味。流行りに従い、皆踊る→皆がダンスを知る→もっと踊るというサイクル。道理でみんな踊りがうまいわけだと思うわけですが、旦那の場合は「個性的」と言っておきます。

ジョークが多い

真面目に説明をしてくれないときも多く、交際を始めたばかりのころは彼の冗談を真に受けていました。如何に人を楽しませるかに長けたフィリピン人、恐るべし。

それゆえに、フィリピンの大学で講師をしていた時、冗談を言わなければならないというプレッシャー(笑)に何度となく襲われました。

いつも、突っ込む心を忘れない!
ことが重要と自らに言い聞かせていました。冗談はいつでも社会の潤滑油ですが、フィリピン人にとってはなおさらです。

かなり密着して就寝

フィリピンは大家族がほとんど。なので、兄弟、姪っ子甥っ子が川の字(というかそれ以上)で就寝するということも珍しくありません。なので、旦那は人とかなりくっついていても寝れます。

我が家のベッドは小さいので、実際かなりくっついて寝ないといけません。とくに、冬場は寒いのに蒲団が一式しかないので、なおさらです。

「それぐらい買えよ!」と突っ込まれそうですが、なぜか旦那が、「これで大丈夫」と強情に反対します。反対する理由の一つに、ひっついて寝ているので、実際寒くないということもあるかと思います。(追記:旦那を説得し、もう一式購入しました)

ひっついて寝るというか、旦那は私を抱き枕に使用しています。旦那は膝の間に何かをはさんでいないと寝れないのですが、私の足を使用。くっついて寝るなんて仲がよいと思われそうなので一応言っておきますが、抱き枕にされた方はたまりません、なにせ動けないのですから。

とくに旦那が寝入ってしまった場合は。とりわけ寝つきが悪い私は、隣で寝息を立てている旦那を静観。早く眠くならないかなぁと、思っています。

旦那とも私もかなり冷え症ですが、旦那は寝るときは赤ちゃんのように暖かくなるので、暖を摂れるということで良しとしています。

いつもとはいいませんが、小さなことを楽しみながら、国際結婚生活を維持しております。

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