[スペイン旅行] サグラダ・ファミリア(聖家族教会)-3泊4日のバルセロナの旅!-

サグラダ・ファミリア(聖家族教会)、ここはバルセロナ観光で行きたかった場所。バルセロナ観光目玉のガウディの一大建築。建物の壮大さから、そのデティールにこだわった作り、好奇心を掻き立てる有機的な作りに思わず見いってしまいます。

宿泊先から徒歩で向かいましたが、近づくと建物の一部とクレーン車が近隣の建物の合間から除きます。そして建設の音が聞こえてきます。

サグラダ・ファミリアを
生誕ファサード側から撮影
贖罪教会であるため、寄付などに頼って建設しているため緩やかなスピードで建設が進められていましたが、サグラダ・ファミリアへの名声の高まりと共に入場者数が増加し、財政が回復したといいます。2010年にサグラダ・ファミリアは教皇により聖別されバシリカとなりました。バシリカは教皇勅書に定められた一般の教会堂より上位にある教会堂のことをいいます。

贖罪とは、善行を積んだり金品を出したりする実際の行動によって自分の犯した罪を償うこと。


建設中の様子
生前のガウディが実現できたのは地下聖堂と生誕のファサードなどですが、これらは2005年にユネスコの世界遺産に登録されました。未完の建築物が世界遺産に登録されるという例は他に聞いたことがありません。

ファサードとは建物の正面口のことで、このサグラダファミリアには3つあります。「生誕のファサード」「受難のファサード」「栄光のファサード」です。「生誕のファサード」がガウディが生前に唯一完成したファサードで、イエスキリストの生誕の喜びを表しており、方角も陽が昇
る東側に位置しているとききます。

生誕のファサード


1882年3月19日から着工するものの初代の建築家ビリヤールは翌年に辞し、そのあとをガウディが請け負うことになりました。上記の通り、財政状況の好転と、建築技術の向上から300年はかかるとされた建築は、2026年に完成されると言われています。完成までの様子がyoutubeで1分のムービーにまとめられています。「2026 We build tomorrow」が動画タイトルです

漫画化の井上雄彦さんがサグラダ・ファミリアに文字(聖書の一節)をしたためたという記事を読みましたが、その文字は「栄光のファサード」の7つの扉のうち正面にから一番右側の扉に他の言語で書かれた聖書の一節とともに刻まれるそうです。


今回は内部に入りませんでした。前夜に出会ったドイツ人が内部の様子をビデオ撮影しており、それを見せてくれたということと、チケット購入のための長蛇の列、そして建築作業の音で大変うるさいと聞き、少々行く気がなえてしまったというのがおおよその理由ですが、内部の様子は(ビデオで見る限りにおいても)素晴らしいものでした。2026年、サグラダ・ファミリアの完成の際には訪れたいです。

内部に入る人たちの長蛇の列と言いましたが2月はオフシーズンであるためか、旦那曰く思いのほか人は並んでいませんでしたので、2月のバルセロナ訪問、悪い選択ではなかったように思います。


バルセロナの旅シリーズ
1) 結婚二周年記念の旅-3泊4日のバルセロナの旅
2) バルセロナ国際空港から市街地へ
3) バルセロナのゲストハウス
4) バルセロナのゲストハウスで出会った人たち
5) バルセロナのランブラス通り
6) サグラダ・ファミリア(聖家族教会)-3泊4日のバルセロナの旅!-
7) グエル公園を歩く-バルセロナ3泊4日の旅!
8) バルセロナからの日帰り旅行: モンセラットとマンレサ(1)
9) バルセロナからの日帰り旅行: モンセラットとマンレサ(2)


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