フィリピンの地方の医療施設は?フィリピンで病気になったら?―ビコール地方、ナガ市の病院情報

海外で病気になったらどうしよう?

病院イメージ

知らない土地での体調不良、いつも以上に不安になることも多いはず。特にマニラに見るような大きな病院のない地方を旅する場合はなおさらなのでは。

実際、私の住む地方の中心地ナガ市には現在施設拡張中のBicol Medical Center、Bicol Access, Mother seton hospital, NICC Doctor's Hospital 等があります。勿論ほかにも病院や小さな個人クリニックもあります。ただ、多くの友人はそれらの病院を利用しております。

Mother seton hospital
Mother seton hospital

しかしながら、手術が必要な場合にはビコール地方からマニラに搬送して行われる場合もあります。何とも頼りない話ですが、いざという時にはそうした措置も取られることもありますが、大体のことはそれらの場所で事が済みますのでご安心を。特に海外旅行者が経験するであろう不調を対処するには充分かと思います。

フィリピンで出やすい症状

発熱、熱中症、下痢、嘔吐、稀にデング熱などの蚊を媒介する病気にかかってしまうことも。これまでに経験したケースは、ボランティアでフィリピンを訪れた学生さんの熱中症、食中毒でした。
幸いなことにそれらのケースは大事には至っていません。

上記の食中毒は、身体が疲れて弱っているときに揚げものを食べて発症した様子。海外からの旅行者は水や氷等には気をつけているようですが、火を通しているものにはあまり注意を払っていない場合もあると思います。暑さと、慣れぬ土地で身体が疲れている場合は、胃が受け付けるか否か、身体に聞いてから食べ物を口にすることが必要でしょう。

食中毒は本当につらいです。実はこの数年にわたるフィリピン生活で2度ほど経験しました。1つはクバオにある日本食料理屋で(汗)食べた天ぷらそば。5日間ほど食欲減退・下痢に苦しみました。脅してはいませんが、レストランでもそういうことはあります。

受診する場合

海外旅行保険の利用

注意をしても起こってしまう身体の不調、そんな時はどうしたらよいのか。マニラであれば、キャッシュレス(現金による支払いが発生しない)のサービスと、日本人駐在スタッフによるサポートが受けられる場合があります。セント・ルークスやマカティメディカルと言われる病院です。

地方の場合はセブなど大都市を除いた場合は、そのようなサービスは受けられません。ただ、一時的に負担をして、領収書を元に返金されるシステムとなっています。
領収書を保管する他、お医者さんに診断書を書いてもらいます。

病院に行く

外国人が者にかかる場合は緊急のことが殆ど。そのため緊急外来での受診となります。場合によっては待たねばなりません。待機中は、看護師さんなどが脈拍、熱、血圧などを調べてくれます。

症状によってはレントゲン、採血、検尿などがあります。その場合はまず検査費用を支払います。その領収書を見せてはじめてそれらの検査を受けられるシステムとなっている場合が殆どです。

ナガ市内の(おススメ)病院


個人的にはNICC Doctor's Hospital がおススメです。
理由は利用し易さ。とりわけ、外国人は“緊急”状況で受診するケースが殆ど。この病院は新しく、そして大きすぎず、緊急外来の場所も分かりやすいため、利用し易いと思います。

いずれにしても、病気にかからないことが一番。身体の声を聞きながら、無理をせず、滞在を愉しんでほしいと思います。

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