マニラ(ニノイ・アキノ国際空港 NAIA)でトランジット [犯罪・両替・時間配分・空港税の支払いその他もろもろ注意点]

マニラのトランジットでミニ・観光を楽しむ際に気をつけたい点は4点。犯罪・両替・時間配分・空港税の支払いの有無に気をつける、という点ではないでしょうか。
ニノイアキノ国際空港 ターミナル1 入り口
ニノイアキノ国際空港 ターミナル1 入り口
乗客のみの入場が許されています。そのため警備員が入り口に立って、パスポートとEチケットの
確認をしています。

犯罪

空港に降り立った瞬間から、様々な事に注意を払う必要があります。残念ながら、空港・街角で軽微なものを含めて、人々が犯罪に遭う可能性は非常に多いです。

空港では、置き引き、ぼったくりタクシーの勧誘(IDをもっているといっても用心が必要です)、職員の汚職・犯罪(銃弾混入恐喝)もあります。街角では、スリやひったくりも。

関連ブログ:「空港はその国の玄関-フィリピンNAIA(ニノイアキノ国際空港)銃弾混入恐喝事件-
*このブログで幾度か、マニラの空港やフィリピンの治安全般について書いております。ご参照ください。

両替

両替時には、1,000、500ペソだけではなく、100、可能であれば更に小さい紙幣を混ぜてもらうこと。タクシーなどではお釣りがでないときがあります。お釣りがないというのはウソであることもただあります(泣)がないと言われて600ペソぐらいの乗車賃で1000ペソを支払った人の話なども聞きます。

いくらぐらい両替したらよいの?と聞かれることもしばしですが、楽しみたい事柄によって異なるので、なんとも言えません。もし、観光(イントラムロス)+食事+移動(空港-イントラムロス間往復)にだけ限定し、ぼったくりタクシーに乗らないという前提すると恐らく、1,500ペソ/ 1人もあればよいのではと思います。もちろん、観光プランでこの値段は大きく変わりますので、あしからず。

なお、空港の外に両替商があるので、ペソの不足が出たら、空港外でも両替可能なので、不足分がないようにとあまり神経質にならずとも大丈夫です。また、近年は空港と外の両替商のレートに大きな差が見られなくなりました。

ブログ「マニラの観光どこに行く?マニラ・イントラムロス(Intramuros)半日ツアー(1):イントラムロス略史

時間配分に気をつける

特に混雑時の渋滞には気をつけましょう。近年はGoogle mapなどで道を調べると目的地までのおおよその所要時間を割り出してくれます。しかし、フィリピン、特にマニラではそれらは参考になりません。

例えば、空港から主要幹線道路であるEDSA通りを通りケソン市のクバオまでの17キロほどの道のりが、通常の交通量では30分弱と表示されます。しかし、実際は2・3時間平気でかかってしまうことがあります。

深夜・早朝を除いて、おおよその時間が渋滞します。特にEDSA通りと言われる、高架鉄道MRTの最終駅を結ぶ道路は混雑間違いなしの道路です。

時間に余裕をもって行動するのがよいでしょう。

空港税が含まれている航空券か確認すること

近年の傾向では、航空券に空港税が含まれていることが多いのですが、そうではない時に突然、外貨で空港税を支払わないといけないとなるとあわててしまいます。現在の空港税の価格は550ペソです。アメリカドル、もしくはフィリピンペソで支払えます。

現地の値段感覚を知っておくこと

現地に何度も行き来して、ものの値段を知っているならまだしも、トランジットというわずかな時間でそれらを知ることは難しいことです。ただ、空港からのタクシーの料金などについてはおおよその目安を知っておくことでお金にまつわるトラブルを防げるのではないでしょうか。

空港から最寄りの観光地であるイントラムロスまではメーター制のタクシーで通常であれば約300ペソ、空港からモール・オブ・アジアまでは約200ペソ以下でしょう。ただし、空港からタクシーなどを捕まえると大体はメーターを利用してくれません。中には法外な額を要求してくる悪質タクシーも。もちろん、空港タクシーなどは割高となりますが確実かもしれません。GrabやUberなどのサービスの利用もご検討を。

チップは?

フィリピンでは、チップを払う習慣があります。レストランを利用した時、タクシーの運転手に(ただし、良いサービスでぼったくりでない場合のみ)、宿泊施設を利用した時など。レストランなどは全体の料金の10パーセントほどと言われていますが、厳密ではありません。レストランなどで良く見かけるのが20ペソ、50ペソ札をおつりから残していくパターン。タクシーなどでもメーターきっちりを払わず、20~50ペソ上乗せして払う場合もあります。例えば、タクシーの運賃が170ペソの場合、190あるいは200ペソで支払うこともあります。*レストランもそのレベルによって異なります。

時に領収書にチップが含まれている旨、記載があります。場合はその必要がありません。ただ、それでも良いサービスであれば、心付けに幾分かチップを置いていくのもよいかもしれません。

トランジット、短い滞在ですがマニラを楽しんでください。

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