ビコール地方の中心都市、ナガ市を歩く2‐アテネオ・デ・ナガ~市場‐

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ナガ市の西部地域~プラザ~大聖堂~
アテネオ・デ・ナガ大学~市場地域
アテネオ・デ・ナガ大学(Ateneo de Naga University:
AdNU)

アテネオ・デ・ナガ大学(アテネオ大学ナガ校)
アテネオ・デ・ナガ大学(アテネオ大学ナガ校)の正面口からの写真
いつもはにぎわう学校ですが、撮影時は年末年始の学校のお休みの期間です。

アテネオ・デ・ナガ大学は、いわずと知れたアテネオ系列の学校。マニラにアテネオ・デ・マニラ大学、他ダバオ、ザンボワンガ、カガヤンデオロ地域に分校があるイエズス会系列の学校です。優秀な人材を輩出しており、日本でいうところの慶応大学ともいわれています。ただし、学費が高いためお金持ちの子弟が多いことでも知られております。しかし、アテネオ卒と言うと=お金持ちとも見られますが、勿論奨学金の制度もありその限りではありません。


アテネオ・デ・ナガは1940年の設立。人文科学、ビジネス・会計、コンピューター、教育、エンジニア、看護の学部があります。キャンパスはそれほど大きくありませんが、緑があり美しいキャンパスです。大学構内ですが入ってすぐに教会があります。訪問の日は偶然にも扉が開いており、しばらく腰をかけ瞑想。その教会から歩きはじめ、各学部のビルを歩いて回りました。

木造の高校校舎
訪問日は2013年の12月31日。勿論誰もいないので、気兼ねなくぶらぶら。古い高校の建物を見つけたので入ってみました。かつて、私の旦那がここで勉強しました。
オランダに居る旦那にFacebookを通して写真を見せたら大層懐かしがっていました。

近年、アテネオ高校のキャンパスがアヤラ財団系の会社から土地の寄贈を受けました。場所は少々繁華街から遠くイサログ山に向かっていく地域です。非常に戦略的な寄贈で同会社はその周辺地域の土地を所有しており、学生の修学に合わせて土地と家が購入されることを見込んでいるようです。

市場地域
People's Marketと呼ばれる地域には小さい個人商店が立ち並び、衣類、食料品あらゆるものを入手出来ます。大晦日の買い出しでおおにぎわいで、通り抜けるだけで一苦労。
ここで購入したのはムラサキイモをもち米でまとめたケーキ。大晦日に家族と食べるために買って帰りました。勿論、値切りました(笑)。

市場の前には近年建てられた群像彫刻があります。タイトルはOragon。これはビコール語のスラングで、彼らの気質「頑固さ」を表していると言葉。この彫刻自体は、スペイン戦争時のビコール人の勇敢さを表しているという説明がありました。


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