夫の子育て+家事のインターンシップ制度を作ってほしい

就職前に専門とする分野での経験を積むためにインターンシップ制度なるものがあり、周囲の学生さん、友人たちは、それらに短くて1カ月、長くて6カ月程度参加しています。インターンは安価な労働力などとネガティブな話も聞きますが、貴重な職務経験を積める場所になっていることは言うまでもありません。

職業という人生において費やす時間が長い大切な事柄に、インターンなどで経験をして臨むというのは納得な話です。しかし、同じく、人生において多くの時間を費やすであろう家事・育児については、何の準備もないままに臨む人が多いのではという気もします(笑)

もちろん、それは育った家庭環境によりますが、夫(あるいは妻)のインターン制度を作ったらいいのになぁと本気半分、冗談半分で思うことがあります。子育てとは、子どもの個性や世帯の事情等によって様々な形状があるとは言え、効率性、イノベーション、創造性などが必要とされるという意味では仕事と似たような性質があるといえる・・・というのは言い過ぎではないと個人的には思います。

夫の子育て+家事のインターンシップ制度
夫の子育て+家事のインターンシップ制度・・・なんてものはないので、誰か作って(笑)



希望者による子育て+家事インターンシップ制度概要(笑)

応募条件:
①これまで家事と子育ての経験がなく、今後それを両立していかねばならない男女
②根気を持って続けられる人

例外:以下の条件の人は強制的に3カ月間のインターンシップを行うこと
①家事+子育てが簡単であるとたかを括っている男女
②家事+子育てをパートナーにまかせっきりの男女

期間:1カ月~6か月

給与:無給、ただし、このインターンシップに参加した参加者のサービスを受けることができる

勤務形態:週3日~時間帯はフレキシブル、ただし、1週間に朝・昼・晩の異なるシフトを経験すること。
フルタイムの人は、土日の出社可能。

勤務地:子育て+家事トレーナーのいる子育て世帯

あえて、求める人物像は提示せず・・・

※本気にしないでくださいね。

インターンの活動状況のイメージ

午前出社の場合
7:00 出勤
7:10 - 8:00 赤ちゃん/子どもの朝ルーティン
8:00 - 9:00 掃除等の家事
9:00 - 10:00 子どもを連れてのお散歩
10:00 - 11:00 子どもにおやつ (寝かしつけ)
11:00 - 12:00 子どもが眠っている間に、その他の家事、その合間に休憩

午後出社の場合
12:00 - 13:00 子どもにご飯を食べさせる
13:00 - 14:00 天気が良ければ子どもの外遊び 
14:00 - 15:00 子どもの寝かしつけ、その間に洗濯、夕食の準備をする
15:00 - 17:00 子どもを遊ばせる+買い物があれば買い物を済ませる
17:00 - 18:00 子どもを遊ばせつつ休憩、この時点で夕食の準備が済んでいなけば夕食の準備

夜出勤の場合
18:00 - 19:00 夕食を取りつつ、子どもにも夕食を食べさせる
19:00 - 20:00 子どものお風呂、寝かしつけ
20:00 - 24:00 夜泣き対応(笑)

インターンシップの利点

パートナー(妻あるいは夫)からではなく、他人の他の世帯から学ぶことによって、
①パートナーへの言い訳、甘えがなくなる。
「あなたがこれをやっておいて・・・」などと気軽に言えなくなる
②①によって、自ら問題を解決しようと主体性を持って考えるようになる。
③限られた時間の中ですべきこと、効率性と質について考えるようになる。
④家事・子育てについて、パートナーではない第三者に話を聞くことができ、パートナーの負担、夫婦/パートナーシップの在り方について考えることができる。

気を付けるべき点

①インターン先で学んだ方法をパートナーに押しつけない
②インターンはあくまでも、これから先に長く続く”家事+育児ライフ”の入り口であることを肝に銘じること

冗談ですが・・・あったら旦那をしごいてほしい(笑) 

旦那そこまでダメなわけではありませんが、端的に要領がよいとも言えず、またこちらが忙しいから、任せていることに対して、すぐにヘルプを要請します。例えば、ミルクを上げておいて・・・とお願いすると、「ミルクはどこ?」口の周りが汚れるので「タオルはどこ?」と聞いてきたり、娘の着替えよろしく・・・とお願いすれば、着替えの準備までは私がしなければいけなかったり、結局、私がやった方がはやくない?とツッコむことしばし。ミルクやオムツ替え、着替えは細かいこと無含めてワンセットだと説明し、さすがに近ごろは、それらを聞いてくることはほぼなくなりましたが・・・。

我が家の場合、唯一の救いはKraamzorg(クラームゾルフ)と言われる産褥ヘルパーさんが私が帝王切開の傷が猛烈に痛んで動けない時に、旦那におしめの替え方、検温の仕方など旦那に仕込んでいってくれたことでした。それが無かったら・・・と思うとぞっとします。

インターンシップ制度というのは冗談ですが、日本でも産褥ヘルパーさん等が一定期間家に来て、色々指導してくれたらいいのになぁと思うところです。

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