ジョージアの空の玄関、トビリシ国際空港とはどんな空港,施設、規模、過ごしやすさ、その他ご紹介

ジョージアの空の玄関、トビリシ国際空港(Shota Rustaveli Tbilisi International Airport)は市の中心部から約17キロほどに離れた場所にあります。公共交通機関でのアクセスが可能なため、特に気軽な旅を楽しみたい旅行者にはありがたい空港です。そんな空港の利便性、出発ロビーはどうなっているのか、規模、施設、規模、過ごしやすさ、その他ご紹介します。
トビリシ国際空港滑走路と飛行機
トビリシ国際空港滑走路と飛行機


空港までのアクセス

空港と市街地の距離は約17キロで、バスを利用して約1時間ほどです。ブログ「[ジョージア] 空港からトビリシ(Tbilisi)市街地までのアクセスー路線バス利用」でご紹介したとおりで24時間運行しています。空港からのアクセスが難しくないということは、旅行者にとって大きなプラスです。バスは、空港建物前に到着します。

トビリシ国際空港の規模

利用者の数は年々上昇傾向にあり、2018年度は約380万人ほど。この数は、成田空港の国際線と国内線の8月のピークシーズンの利用者の数と同じぐらいですが、ジョージアの人口は、370万人ほどであるためかなりの数の旅行者がこの空港を利用していることになります。その規模を考えると少々小ぶりな空港です。


トビリシ国際空港、出発階
トビリシ国際空港、出発階
空港を利用する航空会社は、約40社ほどで、エア・フランス、ルフトハンザ、アエロフロート、カタール航空等日本人に多少馴染みのある航空会社からこの南コーカサス地域周辺地域のフラッグ・キャリアである航空会社の便も定期的に就航しています。
トビリシ国際空港内部、待合ロビー
トビリシ国際空港内部、待合ロビー

地上階にチェックインカウンターがあり、2階に荷物検査、出国、出発待合ロビーがあるという作りです。

ちなみに・・・
空港の正式はショタ・ルスタヴェリ・トビリシ国際空港(Shota Rustaveli Tbilisi International Airport)です。ショタ・ルスタヴェリとは、ジョージア中世の詩人、長編叙事詩『豹皮の騎士』の作者。彼の名前を冠したルスタベリ通り、現在流通している100ジョージアラリはルスタベリの肖像です。

荷物検査・出国手続き

荷物検査が行われる場所は、それほど数が多くないため、早めに済ませておくのがよいでしょう。著者は出発の2時間前にチェックインを完了。ちょうど、出発階が込み始めた時間帯だったため、長く並ばず、チェックインと荷物検査、出国手続きを済ませることができました。出国手続きは多くを聞かれることはなく、あっさりと出国のスタンプが押されました。

免税店

出国審査のすぐ背後は免税店です。ジョージアでのお土産を買いそびれたらここで購入するのがよし。ジョージアワイン、キーホルダー、マグカップ、チョコレート、お茶とある程度の品を見つけることができます。

ジョージアの文豪や歴史的人物がパッケージとなったジョージアの紅茶「baikhi」
ただ、ここで注意すべきは、免税店の商品の表示はユーロであること。「€」で価格表示がされています。この「€」はジョージアのラリ表記と似ています。このユーロ表記を横向きにしたものがラリ表記と言ってもよいでしょう。そのため、「空港内なのに以外と安い!」と安心しないように。※1ユーロは、約3ラリです。

ジョージアラリ、サイン
ラリの書き方は色々ですが、基本的には上記のようなパターン
ちなみにこのサインは市井の人からデザインを募って決めたようです。
個人的には、クリームパンを連想させるので美味しそう。

ジョージアワイン店

ブログ「[ジョージア] ワインセラー(wine cellar)でお土産用ワインを購入!」でもご紹介しましたが、ジョージアワインは是非、町のワインセラーでご購入を。特に免税範囲を超えても各ボトル200円ほどの税金を払えばよいだけのことなので、値段的には町で購入する方が断然お得です。しかし、時間がなくて購入できなかったという場合は空港内のワイン店にて購入可能です。種類も豊富で、お値段は13ユーロほどから揃えています。
トビリシ国際空港内のワイン店
トビリシ国際空港内のワイン店

飲食店

飲食店がいくつかあります。中にはダンキンドーナッツもあり、列をなしておりました(!)。ダンキンドーナッツの隣には、ジョージア料理の飲食店も。ジョージア風ピザと呼ばれるハチャプリ、お豆のスープ等、種類は多くありませんが出発前にもう一度ジョージアの味を楽しむことが出来ます。
簡単なジョージア料理が楽しめるトビリシ空港内のお店
簡単なジョージア料理が楽しめるトビリシ空港内のカフェ

過ごしやすさ

主観ですが、過ごしやすさの目処としているのが、空間設計、椅子の数とそのデザイン、トイレ等の施設、飲料水がペットボトルを購入せずとも入手可能であるか等ですが、コンパクトな空港ながらまずまずの座席数。しかし、今後ピークシーズンを迎える段になると少々手狭かもしれません。待合ロビーのシートは満席であったので

トイレは改善の余地ありです。狭いため、車椅子やベビーカーを持っている乗客には使いづらいでしょう。そして赤ちゃんのオムツ替え等がありませんでした。給水用の施設はありませんでしたので、ペットボトルを購入するしかありません。インターネット回線速度は早くはありませんのであしからず。


まとめ

こじんまりとした国際空港。免税店や飲食店周りはきれいなのだけど、トイレ等の皆が使用する施設が狭く、古いのが残念。ただ、空港までのアクセスしやすさ、わかりやすさでその不足分はカバーされているかもしれません。

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