[ジョージア] ジョージア旅行のお土産何にしよう?定番+喜ばれるお土産

海外滞在を楽しんだものの、悩みの一つが、お土産の購入ではないでしょうか。ジョージア定番のお土産から、日常使いができるお土産、自分用のお土産等、受け取る方が喜ばれるか分からないお土産も含めてご紹介します。

ワイン

ジョージアはワインの国。ジョージアで確認されたブドウは500種ほど、それらの異なるブドウで作られたワインは美味。しかし、日本で入手できるジョージアワインの種類はそれほど豊富ではないため、ワインはジョージア滞在中に購入しておきたいお土産。

瓶のボトルもあれば、プラスチックのボトルも販売されております。すぐに消費するのであれば、持ち運びしやすい、プラスチックがおススメ。プラスチックボトルでワインを購入される場合は、蓋をテープなどでしっかりしましょう。Nodar Baghashvili Cellarのワインはおススメです。

ブログ[ジョージア] ワインセラー(wine cellar)でお土産用ワインを購入!」で紹介したお店は「ジョージア・日本友好割引」があります。

購入場所
Historical Wine Shop Marani Griboedovze
所在地:18 Alexander Griboedov St, T'bilisi
※トビリシ市内に様々なワインセラーがありますが、オーナーのイラクりさんが日本びいきです。

紅茶

香高い紅茶は定番のお土産の一つです。国内で有名なブランドは、髭のおじさんのロゴが目印の「baikhi」です。ジョージア国内で様々な賞を受賞しています。円筒状のパッケージにはジョージアの詩人ショウタ・ルスタベリなどが描かれております。

ジョージアでは19世紀初めにお茶の文化が生まれ、主だった輸出品目でしたが、後に産業が衰退してしまいました。 数年前、ジョージア政府は、お茶のプランテーションの復元を目指して、「ジョージアンティープログラム」を立ち上げ1000ヘクタールの土地をリハビリ中。お茶の生産にますます力がはいります。
ジョージアの紅茶「baikhi」
ジョージアの紅茶「baikhi」
購入場所
お土産店やスーパーマーケットなどでも販売されています。

はちみつ

ワインで有名なジョージアですが、ハチミツも多く生産され、また古代コルキス(黒海に面するジョージア西部)をハチミツの故郷であるという説があるとかないとか。ジョージアの蜂蜜は濃厚で、味わい深く、また様々な花の蜜の蜂蜜がたのしめます。小さな250mlの蜂蜜の入ったボトルで、7ラリ(約220円)※前後から販売されています。
※蜜の種類で値段が異なります。

観光地で販売されているはちみつ。ラベルがないことが多い。

蜂蜜は、スーパーや観光地の路上でも販売されていますが、おすすめしたいのが、ジョージアのウェブサイトで販売されている蜂蜜。https://tutashop.ge
特にこのサイトからコミッションをいただいているわけではありません!(念のため)、このサイトは、90年代にアブハジアから逃れてきた国内避難民かつ小規模生産者たちの製品を販売するプラットフォームとして作られたものです。そこでも蜂蜜が販売されており、値段はスーパーで販売されているものと大きな差はなく、小規模生産者の助けとなることから、こちらでの購入をお勧めします!

チュルチュヘラ(Churchkhela)

ブドウ果汁(または別の果物の果汁)、小麦粉、ナッツ類(アーモンド、クルミ、ヘーゼルナッツ、レーズン)を煮詰め、糸で一列につないだナッツ類を小麦粉を入れて煮た果汁に浸し、天日で乾燥させて作られる、ジョージア的なスニッカーズ(笑)。味は、果実の優しい甘みと中のナッツの香ばしさにはまる人も。

外見の美は追求していないためなのか、少々奇妙な形です。そのため、お土産にする場合は説明が必要かもしれません。保存食でもあるチュルチュへラ、放置しておくととても固くなり、歯が立ちません(食いちぎれないほど固くなることもあります)。

そのため、作りたてのまだ柔らかい状態のものを購入することをおすすめします。職場などの配布用としては不向きかもしれませんが、中の糸を抜いて、一口大に切ってサーブすることも可能です。

スーパーマーケットや街中で販売している姿を見かけますが、おススメはムツヘタのスタンド。ここでは、作りたての柔らかいチュルチュへラが販売されています。試食させてもらうこともできるので、その場で食感や味も確認できます。
ブログ「[ジョージア] 世界遺産(1)ー古都、ムツヘタ文化財群(Historical Monuments of Mtskheta)
チュルチュへラ
チュルチュへラを販売している、ムツヘタのお店
購入場所
おススメは、ムツヘタ観光中に購入することです。

ジョージア料理用の調味料

ジョージア料理にはまった場合は、調味料を購入し、お持ち帰りとするのもよいかもしれません。おススメはスパイスの効いたペースト、アジカ。パンに塗る用としてレストランの卓上に置かれていることもしばし。茹でた赤唐辛子、ニンニク、コリアンダー、レイリョウソウ等のハーブ、食塩、クルミから作られ、乾燥タイプのとペースト状のタイプがあります。

購入場所
お土産店やスーパーマーケットなどでも販売されています。

雑貨類

日常使えるもの系としては、ノートやメモ帳などがおススメです。特に、ジョージアで英語の書籍を扱う数少ない書店「Prospero's Books」(公文書館隣の店舗)で販売されているノート類はかわいく、お土産用、自分用の普段使いにもよいでしょう。ジョージアの伝統的模様が、ノートやマグ等にあしらわれています。ノートは線がないタイプ、サイズはA5、あるいはB5判です。

ブログ「[ジョージア] トビリシで本を購入したくなったら!トビリシ本屋さん情報
Prospero's Booksで購入できるかわいいノート
Prospero's Booksで購入できるジョージア的テイストのあるかわいいノート(6ラリ~)
Prospero's Books(公文書館隣の店舗)にて購入可能
ハードカバーでずっしりと重いノートには、ピロスマニの絵画がプリントされている(15ラリ)
街中に支店が多い書店「Biblus」にて販売中
マグ、重たいので、あまりお土産には不向きですが、さりげなくあしらわれたジョージア的な柄がかわいい。「I love Georgia」などのマグを購入予定であるなら、こちらをおススメします。
Prospero's Booksで購入できるマグ
Prospero's Booksで購入できるジョージア的柄のマグ(15ラリ)、Prospero's Books(公文書館隣の店舗)にて購入可能


ジョージアの理解を深めるもの系(書籍)

ジョージアの歴史や文化などを知りたい!という場合、ジョージア関連の書籍(英語)をお土産とするのもよいのではないでしょうか。特に、ジョージアは、「南コーカサス」の一部として取り扱われることが多く、単独でジョージアのみの書籍を日本で見つけつことは困難です。

「Prospero's Books」(公文書館隣の店舗)で取り扱っている書籍は、全頁カラーで見応えがあります。特におすすめがジョージア生誕100周年を記念して発行された「The First Republic of Georgia」(40ラリ)。重たい!のですが、貴重な写真資料が掲載されており、日本では入手できない書籍です。
ジョージア関連の書籍、Prospero's Books(公文書館隣の店舗)にて購入可能

ポスター・絵画

ジョージアの映画(過去の人気作品)のポスターや、歴史的建造物に描かれた壁画をカラー印刷されたA3判のポスターが販売されています。折り曲げないように持って帰ることに苦労しそうですが、フレームにいれて飾るのがよいでしょう。
ジョージア映画のポスター
ジョージア映画のポスター(8ラリ)Prospero's Books(公文書館隣の店舗)にて購入可能
ジョージアの教会壁画の写真
ポスター(3ラリ~)Prospero's Books(公文書館隣の店舗)にて購入可能
購入場所
Prospero's Books(公文書館隣の店舗)

所在地:#1 Vaja-Pshavela Avenue
ウェブサイト:http://www.prosperosbookshop.com/index.php

または、思い切って絵画を購入する!というのもありかもしれません。「世界ふしぎ発見! ツワモノたちの国」の収録でジョージアを訪れた草野仁さんも路上で展示・販売されている絵画を2枚ほど購入されたようです。

絵画は持ち帰りが大変ですが、ジョージアで絵画が販売されている場所は多く、きっとお気に入りの絵をみつけることができるでしょう。トビリシ市内では、道端、ホテルの絵画展示場所もあります。中でもおススメは、Dry Bridge Market。屋外の公園に掲げられた絵画が所狭しと並んでおり、鑑賞を楽しみながら購入することもできるでしょう。

Dry Bridge Market
Dry Bridge Market
購入場所
Dry Bridge Market

革製品

街の至る所で購入可能な革製品。バックは、デザインもよく、実用的。また、ワインボトル用のケースも販売されています。職人さんの手作り、ここでしか出会えない世界に一つのバックに出会えるでしょう。
出店に並んだ、革製のポーチ
出店に並んだ、革製のポーチ(100ラリ〜)

残念なことに特定のお店をご紹介できないのですが、小売店や職人さんがフェスティバルや展示会などに出店されることもあるので、そんな時に露店を覗いてみるのもよいのではないでしょうか。
革製品(30ラリ~)


ジョージア文字のプリントされたトートバック、靴下、手芸品等

ジョージアを旅行して、目に留まるのがジョージア語の文字。特徴的な丸みを帯びた文字です。ジョージア語こそまさに、ジョージア的な「何か」ではないでしょうか。そんなジョージア語のアルファベットがあしらわれたバックが販売されています。
ジョージア語のアルファベットがあしらわれているトートバック
レストラン「ドゥカニ」にて販売(20ラリ)、常に販売している品ではないようです。
フェルト生地で作られた手芸品もかわいいものが多く、ジョージア的だと思われます。
フェルトは、羊の毛を板状に薄くのばし、それを何枚も重ねて何度も圧縮して作られます
バッグや小物入れ、髪飾り、薄いフェルトのショールも色合いが優しく、温かさを感じます。
フェルトのお土産
フェルトのお土産
チェボラシュカは、ロシアのキャラクターですが、何気なく置いてあります。
購入場所
FERTA
Anton Katalikos St 6, Tbilisi
Facebook: https://www.facebook.com/ferta.ge

エスニック柄のアンティークカーペット、ラグ

エスニック柄の色どりが美しく、織り込まれているパターンが一品一品異なり、まさに芸術作品です。旧市街地で民族柄のカーペットが売られているのをよく見かけると思いますが、これらは地方から買い取られた古いもので100年以上昔につくられたものもあります。お値段は、小さいマットサイズのものでも約100ラリ~するようです。

お土産として購入してもどこに使うのか?という疑問が残りますが、意外にもご自宅のインテリアのアクセントとしても活躍します。いずれにしても、様々なパターンがあり、ウィンドウ・ショッピングというだけでも十分楽しめそうです。
民族柄のジョージアのカーペット
民族柄のアンティークカーペット(約100ラリ~)

その他 

Handmade ART - Studio Provenceの小物、レプリカ
Handmade ART - Studio Provenceの小物、絵画のレプリカ(70ラリ~)

小物・ジョージア有名アーティストの絵画のレプリカなども販売されています。
ブログ「[ジョージア] ジョージア・アートと家具の融合ーHandmade ART - Studio Provence

冷蔵庫マグネット

時に、旅行先の冷蔵庫のマグネットを集めているという人がいます。お土産店で目を惹く肉まんのような形のマグネットは、ジョージアでよく食されている「ヒンカリ」という小籠包のような食べ物です。
ヒンカリマグネットは、ジョージアを旅行者ではないと、これが何であるのかわからず、形だけ見ると、なかなか冗談に近い気がします。
ジョージア土産 冷蔵庫用マグネット
ジョージア土産 冷蔵庫用マグネット(3ラリ~)下方の肉まんのような形のマグネットは、ジョージアで
よく食されている「ヒンカリ」という小籠包のような食べ物です。
お土産屋さんで販売されている品があまりに商業的で少々食傷気味になりますが、地元民が立ち寄るお店などで、意外と面白いものがみつかるかもしれません。旅のよい思い出となるような一品が見つかりますように。

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