幸い危ない目には遭っていませんが、こういう”ど●ホ”ドライバーがいるから、マニラのタクシーは嫌いなんだよ、と思う今日この頃。
タクシーをつかまえようとする女性のイメージ ぱくたそ (c) すしぱく |
スケベ心を隠さないドライバー
さて、上記の一言はどういう文脈で出てきたのか。念のため言っておきますが、私は一切“誘って”いません!状況は、ボランティアで日本から来た学生さんが、原因不明の嘔吐と発熱で病院に急いだ時のこと。
フィリピンではラッシュ時などは近い距離でもなかなかタクシーがつかまりません。ようやく捕まったタクシーでも+アルファでいくらか料金を足せとのこと。それを値切って、何とか交渉成立。
病院の道すがら、ちょっとした世間話。そうしているうちにドライバーの奥さんから電話。一言、二言会話を交わし、電話を切った後に出てきた言葉が上記。今奥さんとお話ししたばっかりじゃないか?!そのあともシツコく誘ってくる。
病人が一緒にいるためタクシーを飛び降りるわけにもいかず、運転手がどれだけ最悪かを言い、軽蔑の眼で運転手にガン飛ばし、後は無視。
それまで最後まで誘ってきたので、領収書にあるタクシー会社と車のナンバーをSNSに載せて、公開●刑しようと思ったほどでした。運転手の職を奪おうとは思いませんが、次回はタクシー会社に苦情電話を入れようと思います。
乗車拒否
乗車拒否されることもしばしば。乗車拒否の理由は、①行き先(家の方向と反対)、②遠いから、③目的地までの道が混んでいるから等。犯罪多発地域として有名な場所、へジャブを被るムスリムの女性を乗車拒否、マカティという商業地区でのタクシー利用者が高いので、その地域から出たくないので、マカティ圏外の目的地の場合は、拒否する運転手もいます。
日本では考えられない「俺様」運転手がけっこういます。
おんぼろタクシー
タクシーの車種と、新しいか否かは絶対チェックしてください。と言っても時に選べない時もあります。フィリピンから日本に戻る時に流しのタクシーを使いました。その時はちょうどカトリックにとっては重要な聖週間(holy week)でしかも縁起が良くないとされる13日の金曜日、その期間の移動はよくない!とされていて、道路を走っている車もわずか。ようやくの思いで捕まえたタクシーはちょっとボロいけど何とか走れる感じの車。
空港に急いでいた私は、仕方なくそれに乗り込みました。運転して20分ほど経ったあと、冷房の利く車内が生ぬるくなったため、運転手が窓をあけたことに気がつきました。運転手は車の窓を開けて、となりの車線を走っているドライバーにしきりに何かを話しかけています。はて?なんだろうと思う間に車は道の脇で停車しました。
運転手が私の座っている後部座席のドアを開けたかと思うと、「降りてくれ」と言うのです。びっくりして理由を聞き返して、更に驚かされました。私の乗っていたタクシー「ブレーキがあまり効かない」。
で、お客を乗せて走っていたわけ?君のモラルを疑うよ!って思わず言ってしまいました。
となりのタクシーには理由を話してお客さん(私)の引渡しをお願いしていたようでした。
インチキメーター
短い距離でものすごくメーターが早く上がるタクシーに乗車したことがあります。タフトから数距離言っただけで、200ペソにもなったので、それを指摘し、途中で下車。けど、現地の金銭感覚、距離感覚がなかったら絶対おかしいとは思わないこの巧妙さ。値段交渉制タクシー
乗り込んだとたんに、「いくら払う?」と言われるパターン。こういう場合は、メーター使わないなら、降りるといって降りてしまっていいです。そういってしばしばメーターを使う運転手のたちの悪いことと言ったら・・・そのあと、ぶつぶつ「この道は混んでいてお客さんを探せない」云々と言われることもあります。無視してしまって結構です。
私は、通常は喧嘩をしません。けど、疲れているときに運転手がぶちぶちと文句を言っていたので、思わずキレ気味に、「そのぶつぶつ気分が悪いから黙ってくれませんか?」と一喝して黙らせたことがあります。
遊人ドライバー
知人で元タクシードライバーの人がいます。今は某リージョナル団体の専属ドライバーです。独身時代、タクシードライバーという立場を使ってうまく2人の女性と付き合っていたと笑いながら話してくれました。ドライバーというのは、現金収入がある仕事で、且つ移動手段を持つ仕事柄、女性に都合を付けて会いに行きやすいようです。現金収入があるため気前よくなりやすかったため、女性が喜んで付き合っていたようです。話から、そうしたお付き合いの本気度を感じられませんが、こういうタクシーの利用法があったのかと驚きました。
マニラ最悪タクシー運転手側の事情
一応、運転手の擁護をするならば、長時間労働の割に稼ぎが上がらないものの、ガソリン代は自腹なので、なるべく狭い地域で多くのお客さんを拾いたいと思う心理が働きます。
じゃあどうするの?
公共交通機関を利用する
ジプ二ー、バス、電車の利用です。どれも決して快適とはいえず、時間はかかりますが、急がない時などは大いに活用すべきでしょう。フィリピンは空港に到着時、使用可能な公共交通機関として、タクシーのほかにバスがあります。
ターミナルの1,2は、走行距離が長い通常の路線バスが乗り入れていますが、ターミナル3は空港と、タフト駅を往復するシャトルバスが走っています。
あまり、重い荷物を持っていない場合や、フィリピンへの旅行を何度か経験している場合に有効かと思います。
フィリピンの公共交通機関について(http://globalleaner.blogspot.com/2014/05/blog-post_25.html)
アプリを利用する
現在、いくつか特に首都マニラ圏のタクシー利用に関する便利アプリが出ています。Uberなどがその一つです。そして、乗車依頼や運転手の評価をするサイトも出ているようです。実は、タクシー乗車で嫌な経験をしているのは外国人だけではなく、多くのフィリピン人もしかりです。タクシーを快適に利用したいという思いは一緒です。
タクシーはもうやめた!UBERとGrabを使って快適便利なマニラ移動
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