カミギン-商業化されきっていないフィリピンのリゾート地 (2)

旅と言えば、「食」。地元でおいしいと言われる食べ物を求めて朝のマーケットへ向かいました。

ココア
カミギンのマーケットでココアを頂く
ブログで紹介するので一枚お願いします~というと、
少々恥ずかしそうな様子
市場の中にある、地元で栽培されたというココアが頂けるココアスタンドに立ち寄りました。タブレット状になっているココアを砕き、ミルクと熱湯でブレンドして頂きます。一杯12ペソ。

ランソーネス
小粒の球形の中にいくつもの房があり、その薄皮を取り除いて頂きます。グレープフルーツのような、しかし酸味だけではなく主張しないほどの甘さがあり、ぷりぷりとした食感でついついはまってしまう味です。マニラでも一キロ60ペソほどで販売されているこの果物ですが、カミギン産は非常に甘い。一キロ40ペソ~ダウンタウンのマーケット前に屋台を出して販売しております。

カミギン島の甘いランソーネス
ぜひ、お土産にしたい、カミギン島の甘いランソーネス


パステル
カミギンを発祥とする、フィリピンのスィーツ。パステルはスペイン語のケーキを意味し、今では商品名としてすっかり定着しております。一つの大きさは手の甲よりも小さく、まさに3時のおやつにぴったりのスィーツ。柔らかいパン生地にピーナッツバターがほどよい甘さがコーヒーにもお茶にもぴったりです。

カミギン島発祥のスィーツ、パステル(Pastel)
カミギン島発祥のスィーツ、パステル(Pastel)
お土産におすすめです。

90年代初めに、カミギンのダウンタウンにあるパン屋さんが開発、現在パンの中に入っている具材は12種類にも増えたと聞きます。ちなみにご飯とアドボをバナナの皮で包んだ「パスティル」とは異なります。

エニグマタ
また、ダウンタウンから少々外れた場所に先住民族タラアンディーン・アーティストが作った宿泊施設/レストラン、エニグマタ(Enigmata)があります。ゲストハウスともなっているその場所は、同時に創作スペースともなっているようです。近隣の子どもたちのためにアート・ワークショップも開催され、楽器が手に取れる場所に置かれて、子どもたちが描いた絵などがダイニングなどに飾られております。


食事をした場所は、外気が心地よいオープンスペース。その部屋の隅にはハンモックがありくつろげるようになっています。

Enigmata treehouse ecolodge
Address: Maubog, Balbagon, Mambajao, Camiguin
Telephone: (632) 662-1111

カミギン島は、アクセスは、あまり良いとは言えないものの、町の素朴さ、自然の美しさから、また訪れたいと思えるような場所です。フィリピンの商業化されたリゾート地では、満足できないようでしたら、カミギン島をぜひおすすめします。

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