オランダ子育て―14カ月検診に行ってきました

子どもの検診に行ってきました。今日は、発育・発達の相談のみではなく、予防接種がある検診日です。わが子は、朝から機嫌がよくなかったので、検診の時間は、落ち着かず、また予防接種でかなり泣かれてしまい、大変でしたがひとまず、終わって一安心です。

オランダでの子どもの検診
オランダでの子どもの検診


オランダの2歳以下の検診は、最小6回あります。子どもにより訪れる回数に違いがあるのは、親あるいは医師や看護師が必要があるとし、回数を増やした場合です。通常は、1か月検診、3カ月、5カ月、11カ月、14カ月(3,5,11,14カ月の4回は、予防接種がある検診)、2歳検診の6回、我が家の場合は、一人目の子どもということもあり、上記の他、2カ月、18カ月(これも次の検診までかなり日があくので、間に来たらよいのではと勧められた)計8回ほどです。

また、体重の確認のために検診日の合間、一月に一度の割合で保健所を訪れていました。(通常は、予約を取らないといけませんが、一週間に一度、午後の1時間のみWalk in(予約なし)で訪問し、体重を測ったり、子どもの発育や発達に関する相談に乗ってもらえる日があります。)そう考えると、結構な回数で保健所に行っています。

検診では、予防接種の前に、発達・発育、健康について気になっていることを聞かれました。

わが子は睡眠不足?

まず、わが娘の睡眠時間が短いことについて助言を求めました。夜、中々眠ってくれないため、結果として睡眠時間が短くなり、また夜中に1回~2回は起きてしまい、すんなり眠ってくれる場合もあれば、1時間、2時間眠ってくれないということも。また、お昼寝をしない日、あるいはしても短い日があります。端的に、親として、うまく寝かしつけられていないということなのですが・・・。

当初、旦那との間に子どもの睡眠に関する認識の違いがありました。旦那は、無理に寝かせず、遊ばせて、遊び疲れたら勝手に寝たらベットに連れて行ったらいいと思っていたようでした。しかし、実際は遊びの刺激が強すぎて一向に眠らず、結局は授乳で寝落ちさせていました。

数か月も、このような状況だったので、保健所で相談し、頂いた助言が以下でした。
夜は、時間になったらベッドに連れていき、子どもを一人にする。一人になって泣く場合は、時々子ども部屋を訪れ、声をかけたりする。

しかし、旦那、娘が長時間ギャン泣きしていることが、可哀そうすぎて耐えられず😓(おそらく私の方が娘のギャン泣きに対して耐性がある)、助言通りに行きませんでした。その後は、娘と同じぐらいの子どもを持つ親に聞いてみたり、インターネットで検索し、試行錯誤しました。

娘の1日の平均睡眠時間、またこれまでの試行錯誤について話、また同じ助言であろうと思いつつも、看護士と医師に助言を求めました。結局、ほぼ同じ助言でしたが、医師は、結局のところ、親がどうしたいのか、それ次第だと言われました。

ちょっと突き放されたような言い方ですが、少々気が楽になったことに気が付きました。これまでの助言では、オランダではこうしている、ああしている、だからこうした方がよい・・・圧を気づかないうちに感じていたのだろうなぁとふと思いました。結局のところ、親がどうしたいのかということなのだと改めて思いました。助言を取り入れつつも、我が家なりの解決策を導き出したいと思った次第です。

体重の増加が緩慢あるいは減少?

食べるの大好きなわが娘は、3食+おやつをしっかり食べているのにも関わらず体重の増加が緩慢、あるいは減少気味の時期がありました。現在は、順調に増え続けていますが、体重は、平均体重の範囲ながら成長曲線の下の方です。
医師曰く、成長曲線の平均値の下の方でも問題ないとのことでしたが、一応、このままで問題ないのかを聞いてみました。

グラフに表示された平均値とはオランダ人の子ども平均。実際、オランダ人はアジア人の平均よりは大きく、私も旦那も(オランダ人に比べたら)小柄であるので、その子どもが一般的オランダ人の子どもよりも体重が軽くてもそれほど心配する必要はないと言われました。
娘よりも数か月違いの赤ちゃんが娘の体重よりも重いことはよくあることなので、納得です。しかし、日本の子どものデータを参照したら、やはりわが子の体重は平均よりはちょっと軽いようです(笑)。

言語・一人歩きについて

お母さんやお父さんが言ったことはわかっている様子ですか?何か言葉を話しますか?等発達に関する質問を受けました。簡単なこと、例えば、「こっちにおいで」「ごはん食べよう!」「おっぱい飲む?」等々は理解している様子、またすべてを理解しているのかは定かではないものの、言ったことをまねしたり、自らいくつかの単語を喋ったりしていることを伝えました。親が理解できる範囲の単語数にして、20語ほどでしょうか。

・アーメン(ご飯食べる前のお祈りのあと)
・ママ
・パパ
・タタイ(タガログ語でお父さんの意味)
・おっぱい(笑)
・いない、いない、ば~
・ないない
・きれい
・Ja(オランダ語でYes)
・Nee(オランダ語でNo)
・Yeah yeah...
・はい
・ハッピー(ご機嫌な時に言う)
・うん
・アッポー(りんご/Appleと言いたい)
・バー(バナナと言えないw)
等・・・
ちなみに、自分の名前が途中までしか言えず、童謡の「さっちゃん」を思い出します。

近ごろ一人歩きをはじめました。つかまり立ちをしたのが半年ほど前だったので、焦ってはいませんでしたが、いつ歩き始めるのだろうかと思っていました。数歩自分で歩けた様子はかなり感動的でした。ここ数日は、一人で歩ける歩数がぐんと増えました。14カ月までに歩くようになる子どもは約半数ほどなのだとか。

予防接種

検診の後は、予防接種。検診が始まってからすでにぐずっていたので、不機嫌さマックスの状態で予防接種は娘にとってもきつかったようです。いつもより、泣かれました。しかし、予防接種が終わったあとのおやつタイムではけろっとしていました。
医師からは、旦那の国はいろいろな感染症があるので、必要に応じて予防接種を行ってください!と言われました。そんな事情もあり、すでに結核の接種は受けておりますが、他の接種はまだなので、調べて受けさせねばです。ちなみに、それらの予防接種は自己負担です。

検診の結果は、良好で、健康であることが確認されました。次の検診は、18カ月。それまでに、娘が1人で長い時間寝られるようになっていたらいいなぁと思った次第です。

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