暴風のため、オランダは広範囲で「非常警報 (Red Alart)」が出されています。非常警報は、アムステルダム、著者の生活するハーグを含めた中央部に出されました。暴風は時速110~130キロ、最大140 kロを記録しました。
途中、耳あてが強風ですっ飛ばされて、ころころと転がり、捕まえるのに一苦労でした。しかし、そんなのは序の口、実は帰宅後ニュースを視聴すると大変なことになっていました。
オランダの暴風の被害 デンハーグ市内の様子 |
古い木が根元から折られています。 トラム、自動車・自転車道をふさいでいます #storm020 |
暴風の被害
トラックが高速道路で転倒、バスの事故、木が根元から折れたり、道路の交通標識が根元からぐにゃりと曲がったり、貨物船のコンテナが倒壊したり、自転車ごと人が飛ばされそうになったり、家屋の屋根が飛ばされたり。
125KM以上で、猛烈な風と分類され、上記のような被害が起こります。もちろん、野外での行動は極めて危険です。「瞬間風速と人や街の様子との関係」を元に作られた風速と被害のマトリックスでは、風を4つに分類。まず、やや強い風(時速~50キロ)、強い風(時速~70キロ)、非常に強い風(~90キロ)、猛烈な風(~125キロ以上)。
#storm020で被害が一般人によって撮影されています。
125KM以上で、猛烈な風と分類され、上記のような被害が起こります。もちろん、野外での行動は極めて危険です。「瞬間風速と人や街の様子との関係」を元に作られた風速と被害のマトリックスでは、風を4つに分類。まず、やや強い風(時速~50キロ)、強い風(時速~70キロ)、非常に強い風(~90キロ)、猛烈な風(~125キロ以上)。
#storm020で被害が一般人によって撮影されています。
http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/yougo_hp/kazehyo.pdf
公共の交通機関の運行見合わせ
オランダの国鉄(NS)は午前11時から運行を見合わせています。ハーグ市内のトラムもバスも同様です。暴風による事故を未然に防ぐという意味もありますが、市内のいくつかの場所で、古い木が根元から倒されて、道をふさいでいるためです。市内数か所にそのような場所があるため、ひとまずテープで一般市民が場所に近づかないようにし、作業者が対応に当たっているようです。市民からの通報も多く、行政も対応に追われているようです。
バス、トラムが走っておらず、走行している車の数も少なく、閑散としており、なんとも不思議な感覚を覚えます。オランダの空の玄関スキポールでは、300ほどの飛行機がキャンセル。
こんな日なので出掛ける人は少なく、いつもは込み合っている地元のスーパーも大売り出しの日にもかかわらず閑散としていました。
お仕事、学校など外出した人たちの無事の帰宅を祈るばかりです。
お仕事、学校など外出した人たちの無事の帰宅を祈るばかりです。
SCHIPHOL FLIGHTS RESUME AFTER 45 MINUTE SHUTDOWN
https://nltimes.nl/2018/01/18/schiphol-flights-resume-45-minute-shutdown
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