ビコール地方の観光 (1) カラモアン(Caramoan)までの行き方

マニラからバスで約10時間離れたこのビコール地方。何もないと思いきやいくつかの観光名所があります。まず、円錐形が美しいマヨン山、マリンスポーツが楽しめるナガ空港にほど近いウォータースポーツ・コンプレックス、ダラガ教会などの歴史ある教会群、期間限定でジンベイザメと泳げるソルソゴンの海、そして近年観光化が進む美しいカラモアンの島々とビーチ。
カラモアンのビーチ
カラモアンのビーチ
透き通る海、白い砂浜が美しく、これぞ絵に描いたようなフィリピンのビーチ



海外リアリティショーのロケ地として有名になったカラモアン

カラモアン(Caramoan)はビーチリゾート、透き通る海ときめ細かい白砂が美しく近年海外からの観光客も惹きつけています。同地方の人は度々訪れていたこの地、近年アメリカのリアリティショー、「サバイバー」がロケを行い、またオランダの「Expeditie Robinson」という番組のロケも同地方です。

以降海外の人にも知られるようになり、海外からの観光客も増えました。実際カラモアンは2009年から第一級都市となりました。この等級付けは地域のGDPで決まるもので、恐らく観光客の増加によるものと思われています。

人気がじわじわと出てきたのですが、ほぼ陸の孤島と言ってもよいほどカラモアンにたどり着くまで骨が折れます。

camarines sur map
南カマリネス州地図


カラモアンまでの道

カラモアンに行くまでには、マニラーナガ、ナガ市ーサバン港、サバン港ーゲハロ港、ゲハロ港ーカラモアンリゾートまでの道を行かねばなりません。

長距離バス・飛行機でマニラーナガ間の移動

マニラーナガ間はブログ「マニラからビコールへ―マニラからナガの陸路の旅」に記しましたので詳細は省きますが、首都圏マニラにあるターミナルからNAGAと表記されたバスに乗り込み、約9時間の旅です。ターミナルは、EDSA通り沿いのパサイ、クバオ(EDSA通り沿い、アラネタセンターターミナル)が便利かと思います。

あるいは、マニラから毎日、フィリピン航空あるいはセブ・パシフィックの便が出ています。飛行機では45分の旅です。ただ、ナガの空港はイリガというナガ市の隣町にあるため、ナガ市に立ち寄りたい場合はジプ二ーでの移動が必要になります。

関連ブログ
マニラからビコールへ―マニラからナガの陸路の旅


バス・バンでナガ市内ーサバン港間の移動

ナガ市内からサバン港まではジプ二ー、バス、FX(バンを用いた乗合タクシー)という手段があります。ジプ二ーでの旅は情緒があるのですが、時間がかかりすぎるため、おすすめできません。
ナガ市バス、FXターミナル
ビコール地方、ナガ市内の長距離バスのターミナル、FXのターミナルの場所



バス、あるいはFXの利用がおススメです。特にFXなどは所領時間を短縮できます。バスは、ナガ市のバス停留所から、FXはバス停留所から数百メートルの圏内にあります。FXで100ペソ/1人。所要時間は約2時間弱、渋滞などがあって長くて3時間ほど。

バスはナガ市からカラモアンまで直接出ているものもあります。バス会社Raymondのバスで250ペソ/1人、所要時間は5時間ほど。

バンカーボートでサバンからゲハロまで


サバン(Sabang)からGuijalo(ゲハロ)までの船旅

港に到着したら、こんどはボートでの旅です。港でチケットを手配します。港に設けられている簡易な小屋で販売されています。サバン港からゲハロ港行きは一日に3便、全て午前中(6時、9時、11時)。チケットの代金は150ペソ/1人(ボート乗車賃120ペソ、環境税30ペソ)。*値段は2014年4月のもの。



caramoan boat
揺れる橋、はしごを使いバンカーに乗り込む乗客




チケット購入後、ボートの到着まで待ちます。出発から時間があるからといって港から離れないほうがよいでしょう。港にも飲食店などがあり、食事ができます。また、そこでお手洗いを済ませておくのが賢明です。

ちなみに、「港」と記しましたが、ボートの停泊場所はビーチです。上記写真のような場所で船に乗り込みます。ボートが到着後は、まず大きな荷物を積み込み、それから人が乗り込みます。

海岸に停泊させているため、ボートから梯子のようなものを下ろされ、波に揺れるその梯子を男性たちの助けを借りて渡っていきます・・・しかし、海の水につかりながら、はしごや橋を抑えるというのは何とも人海戦術。少々驚きですが、この人たちにも幾分かお金が払われているようです。
ゲハロからサバン間のボート
ゲハロからサバン間のボート
乗船・降船の両方で男たちがサポートしてくれています

やれやれで乗り込んだボートは2時間かけてカラモアン半島の港、ゲハロに向けて走ります。潮風が最高、海も透明度が高く、青く光る水面は非常に美しくながめは最高なのですが、暑い。ボートの天井はビニールシートで覆ってある簡易なもの、何とも温室のようです。
バンカーボート内部
ボートでの旅の理由はカラモアン半島までの道は現在は整備されてきつつありますが、山間の道となるのでアップダウンも激しく、おまけに時間がかかります。また、共産主義ゲリラ(NPA)の活動地域と隣接しておりそれほど安全ではないと言われてきました。そのため人々はボートを使います。

ゲハロからカラモアンの宿泊場所まで

ゲハロに到着してからさらにトライシクル(バイクにサイドカーがついているもの)あるいはハ―バル・ハ―バル(バイクの後部座席に数人乗車)で20分弱程走ります。港からカラモアンの町までは約5キロと遠くはありません。トライシクルで一人20ペソ~、ハ―バル・ハ―バルで40ペソ~です。
もし、宿泊施設が海岸沿いである場合、その距離は10キロほど。30分ほどかかるとみて良いと思います。お値段は上記以上にします。

途中、田んぼ、国道沿いに点在する家屋、街の中心地を通りましたが、何ともシンプルな田舎町。病院、学校、市役所、商店もありますが、お土産屋さんなども観光地にも関わらず少々まばらに存在するのみです。

朝7時30分にナガ市を出発し、ようやく到着した時には既にお昼を回っていました。所要時間は4時間半。美しい自然を堪能するまでには忍耐が必要なようです。ただ、移動もフィリピンの文化や人々の営みが見えて楽しいものです。

まとめ

旅プランとしては、マニラとナガ間は夜行バスを利用。大体は早朝の6時前後に到着します。体力に自信がある場合は恐らく、そのまま上記に紹介したルートでカラモアンに行くことができますが、バスの旅はかなり体力を消耗するため、ナガ市で一日宿をとり、それからカラモアンに向かうのがよいのではないかと思います。ナガ市は非常にコンパクトなため市内を走るジプ二ーなどを利用し、気軽に観光ができます。

また、カラモアンからの帰路は近隣のカグサワ遺跡(マヨン山の噴火で廃墟となった教会)を観たり、チリアイスクリームを食べたりとゆったりと観光ができるのではないかと思います。

ビコール人の妻として、是非皆さんにビコールの良さをしってもらいたいと思います。

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