フィリピン田舎町の郵便事情

先日、日本の実家に私宛の郵便物が届きました。日本にいる家族に、中身だけ見て写真を取って送ってほしいとお願していましたが、それが伝言ゲームのように伝わり、「送ってほしい」というところだけ強調され、日本からはるかフィリピンまで郵便物が送られることとなりました。

予想外の展開に驚きつつも、兎に角好意でしてくれたこと。そう感謝し、数ヶ月前に送られたであろう郵便物を待つ日々が始まりました。

この田舎町では、国の運営する郵便システムを使用しての郵便物は家までは届けられません。では、どこに行くのか?郵便局止まりとなります。ですので、町舎の一角にある郵便局を運営時間内に訪れ、自ら申し出て探さなければいけません。というわけで、郵便局に行くとに。

行政単位が小さい町では、行政職員の一人が担当となり、自治内のいくつもあるバランガイをカバーしております。私の生活する地方自治体では、   バランガイがあります。

ですので、時々他のバランガイにある出張所に職員が出向
かないといけない場合もタダあり、こうした時には営業時間内であっても郵便局は閉まっています。私が郵便物を確認に行った日もそのような状況でした。

幸い、局員がすぐに戻ってきて、私の郵便物を探してくれることになりました。しかし、見つかったのは旦那宛の郵便物と近所に住む親族宛てのものでした。

近所だったら親族の分も持っていってほしいと局員のおじさんにお願されてしまいました。まぁ、通り道だからと引き受け、受け取りのサインをして、郵便局を後にしました。

郵便物の紛失、遅延、また赤字経営と信頼は失墜のフィリピン郵便局。大切な書類はFe○exなどの私営を利用するのが手堅いことを今更ながら確認しました。


しかし、信頼でき、一般市民が安価に利用できる郵便機関がないというのは、インターネットの普及でこうしたサービスの利用者が減ったとしても何とも悲しいこと。けど、運営出来ないのであれば仕方がない。

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