台風ハグピート(フィリピン名:ルビー)がやってくる

季節外れの台風台風ハグピート(フィリピン名:ルビー)がやってくるというニュースでまわりはわいわいがやがや。

季節外れというだけではなく、規模の大きさ+サマ―ル、レイテ、ビコール、ケソン、マニラに抜けていく可能性が高いとのことで、「兎に角準備をせねば」というのが周り一同の合言葉。

サマ―ル・レイテは昨年のハイヤン(フィリピン名:ヨランダ)で甚大な被害がもたらされた地域です。未だに避難所、あるいは応急措置のみが施された家屋で生活する人も多い地域です。

いつも行く図書館員が、「うちは子どもが二人いて、洪水が心配」、と言っています。「二階部分があるのでいざとなったら二階に避難ということも出来るけど・・・」それでも洪水+鉄砲水はコワいというのは重々理解できます。

この台風のあおりで来週の8日、9日で同地方、アルバイ州で予定されていたアジア太平洋経済協力のための会合準備のためのインフォーマルミーティングの会場がマニラに移動となりました。


例年の台風から学び、また昨年のヨランダの苦い経験から政府機関も、警戒を強めている様子。まだ、針路が確定していないためか、具体的な警報は出されていませんが、先ほどニュースで見た針路の通りになるとしたら、ルソン島の太平洋側を通って行く様子。

そうなると私のいる南カマリネスも通り道となります。台風は大変ゆっくり進んでいるということで、日い曜日あるいは月曜日あたりにこの地方を通るとのこと。参ったなぁ、また洪水?9月の大雨で私の住む地域が如何に土地が低く、そうした自然災害に弱いということも分かったので、しっかり備えなければと思った次第です。

どうやって備えるか?陸の孤島となるため、食糧の備蓄(インスタントからちょっと日持ちのするもの)、ガスコンロの確認(最低あり合わせのもので温かい食事が出来る)、ろうそく、懐中電灯と電池、携帯の充電・・・

ドイツのシンクタンク、ジャーマンウォッチがレポートでフィリピンが温暖化による異常気象の被害を最も多く受けた地域と死傷者数、被害額等から分析した結果を第20回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP20)で発表したばかり。被害が大きくならないことをただ、願うばかりです。



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