食べ物の話は世界共通か?―フィリピンで異様に盛り上がる食べ物の話

いずれの国を訪れても、話の話題としてあたりさわりなく、そして人気のトピックは食べ物。食べ物は人を幸せな気持ちにするけれども、ここまであからさまだと何とも・・・と思うのは常。
フィリピンの焼きそば、パンシット
研修などを行った際、フィリピンでは必ずと言ってよいほど、こうしたおやつ/軽食がふるまわれます



9月に日本のNGOから学生さんが来て、フィリピンでプロジェクトを実施するという話があり、ここ数カ月調整のため色々とばたばたと動いております。

先日はそのために現地の受け入れ団体での打ち合わせをしました。私の関心はもっぱら、現地のプロジェクトの開発の視点で、そこについて突っ込んだ議論を望んでいました。しかし、会議が長引くにつれて、会議参加者の集中力は切れ気味。

またかぁ・・・(汗)と思いつつもこれを話さないと私も安眠できないと思い話を続けましたが、今一つの反応。まいったなぁ。

しかし、トピックがプロジェクト参加者の衣食住に移り、特に食―滞在期間中にどういったメニューを用意するのかというところでは、目の輝きが違い、また声の張りが違います。この集中力と盛り上がりを先ほどのディスカッションでみたかったさ・・と心の中で思わず呟いてしまいました。

やれやれ(汗)

現地のスタッフとの会議の後コミュニティ訪問。肝心な内容を詰める時にもプロジェクトの内容の吟味以上に盛り上がるのが、最終日の懇親会のメニュー。レチョン(豚の丸焼き)のあのパリッとした外側とジューシーな内側のハーモニーが・・・って、またしても食べ物、そしてプロジェクトの話よりも楽しそう。

もう、いいさ、食べ物の話で盛り上がってくれ!

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