苦しさと喜びを味わった2年ー結婚記念日から振り返る夫婦生活と個人としての成長

先日は結婚記念日でしたがその日は私はまだフィリピンにおり、旦那はオランダで離れておりました。結婚して、2年も経ってしまったという感慨深いものがあります。個人として幸せであることと、カップルとして幸せであることがイコールとならないという苦さを味わった2年間でしたが、一人ものであったら恐らく経験しなかったであろう喜びを僅かづつながらも感じでいます。それは不思議な感覚です、何せ私の人生に「結婚」なる文字はありませんでしたので・・・

著者とその旦那

1年目は、既に雇われると約束された仕事が予定から遅れること7カ月で始まり、予定のずれから結局結婚式を挙げて1ヶ月も経たないうちに、旦那はオランダ、私はフィリピンと離れて生活することになりました。地方に出張があり、旦那がオランダに飛び立つときには見送りにも行けず、そのまま8~9カ月はお互いの姿を見ることがありませんでした。
結婚した事実が当に嘘のようでした(汗)

仕事が好きなのですが、感覚的にはもう少し結婚したカップルとして一緒に生活したかったという思いも多少あり、また旦那は早くオランダに来いとプレッシャーをかけてきて(汗)なんだか落ち着かない期間を過ごしたように思います。中途半端な時差(7時間)も結構私を消耗させました。

悩みに悩んで、そして旦那の説得に根負けして結局オランダに来て、結婚一周年を祝うことが出来ました。しかし、いきなり仕事漬の生活から多くの暇時間が出来、旦那と一緒に居ることは嬉しいものの、煮え切らない思いがしました。これまで当たり前のもの(仕事)が突如無くなったために不安定になり、結局最終的には胃炎を患いました。

それ以降は、ぐずぐず以前のように考えるのをやめました。と、言っても完全に止められたわけではないのですが、兎に角「今を生きる」ということで、ボランティアやフリーランスの仕事をセッセとそして丁寧にやっていき、その中で何かが見えるのではと思うようにしました。心の状態が環境を作り出すわけですので、心を健康に保つためには今に自分自身を投じるしかないと。

それでも気持ちが落ち込む時は、同じような境遇の友人(国際カップルの女性、ブラジル人とフィリピン人の友等)に愚痴り発散、あるいは彼らの経験からの意見を貰ったりし、助けられました。

2年目の記念日は、またしても私がフィリピン、旦那はオランダと離れておりました。流石に昨年約1年共に生活していたので夫婦として多少の土台のようなものが出来ていると思っておりましたが、こちらに戻ってきてまだまだだなぁと、いろんな側面から感じています。
これからも精進します。

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