嵐に見舞われる-オランダ

大嵐が英国を襲い、交通機関に大きな乱れを引き起こすであろう事をオランダを発つ前日、CNNの天気予報で知りました。予想通り、10月28日に大嵐は予測進路である英国をすり抜けて行きましたが、オランダもその影響で、強風により死傷者と交通機関の大きな乱れを引き起こしました。

オランダでは、木が倒れその下敷きとなるなどで、アムステルダムで2名が、ハーグで1名が亡くなったといいます。

10月28日の午後2時が嵐が一番激しく、消防団は市民の家屋での待機を強く推奨しました。旦那も自宅で作業、結局夜遅くオフィスに行ったのですが、風が強く危なくて外出が難しかったようです。
風速はワデン海で最大151毎時キロを記録、1990年にオランダ人女性一人が被害に遭って以降はこれほど激しい嵐を経験していませんでした。

アムステルダムに向かう電車はケーブルの破損のため寸断されました。特に北部と西部の路線は限定的な運行に留める様子です。アムステルダム-ズヴォレ、ハーグ-ロッテルダム間は電車が運行されていないようです。

そして、強風のため空港もかなりの数のフライトがキャンセルされたようです。一日出発が遅かったら身動きが取れなくなっていたことでしょう。

被害者のご冥福を祈ると共に、一日も早い復旧をお祈りします。

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