快適な仁川国際空港ーだから大韓航空で飛ぶ

これまでそれほど多くはないけど、旅をしてきて「どこの空港が好きか?」と聞かれたらシンガポールの「チャンギ空港」とともに韓国の「仁川国際空港」を上げます。

知りませんでしたが、世界約1,700空港の協議体である国際空港協議会(ACI: Airports Council International)が毎年実施する世界空港サービス評価(ASQ:Airport Service Quality)で、空港史上初めてとなる6年連続世界1位を達成したようです。
どうりでよい空港だと思いました。何よりも、快適で過ごしやすく、ストレスがありません。

仁川国際空港

仁川国際空港は干潟を埋め立て2001年3月29日に開港したハブ空港です。大韓航空及びアシアナ航空のハブ空港で、金浦空港の国際線が一部の路線を残し全て移動しており、韓国の玄関となっています。
無料マッサージチェア

仁川国際空港の良さ

マニラー成田間のオープンチケットで比較的安価な大韓航空を利用するさいにその中継地として、利用されるこの空港。大韓航空機はお値段もよく、そして機内食もおいしいので、気に入っていましたが、この仁川国際空港を利用していることで、ますます好きになりました。もちろん、直行便で行き帰出るのが望ましいのですが、それでも飛行機の待ち時間まで快適に過ごせる空港施設というのは本当にありがたい。

誠に勝手ながら、この空港の良さを以下のポイントにまとめてみました。

1) 建物の美しさ

イギリスの建築家テリー・ファレルの建造、大型帆船の帆をイメージした形、内装は非常に洗練されています。
全体の見取り図を見ると、著者にはウサギの耳に見えます。

2) 空港内施設の充実

豊富な免税店の数と種類が多いと聞きます。無料で利用できるマッサージいす、横になって身体を伸ばせる椅子、映画等が楽しめるコーナーなどあり、低予算の旅の強い見方です。

3)韓国文化を体験

国外所在文化財団の文化体験コーナー
上記2のポイントに関連しますが、韓国文化を体験できるコーナーがあります。「korean cultural heritage foundation」という財団が、韓国の工芸品を販売する傍ら、空港で待つお客さんを対象にして、簡単なクラフトを作るワークショップを実施したり、民族衣装を着れるコーナーを設置するほか、韓国の言語ハングルの成り立ちを勉強できる小さな展示スペースがあり、充実しています。職員さんも民族衣装、チマチョゴリに身を包み私が日本人だとわかると日本語で気さくに話しかけてきてくれます。韓国ブームで訪れる中高年層の日本人女性が多くワークショップに参加していますが、皆ばりばりの日本語で職員さんと対話しています。作った作品にも大満足の様子。日本の空港にもあるといいですね。

(4) インターネット環境の良さ

インターネット用のスペースが設けてあります。パソコンを持ってきていない人もパソコンを無料で借りて、インターネットを楽しむことが出来ます。また、待合のロビーには充電用のステーションがいくつかあり、コンセントの種類の違いにも対応しています。

(5)座席の数が多い 

空港内のレイアウトのスマートさも心地よいのですが、ありがたいことに座席数が多い。時に他の空港では、空港内の座席を探して歩かなければありませんが、この空港には十分なスペースがあり、座席数がある。

昔、金浦空港を利用したことがありますが、印象はキムチの匂いのする空港でした。韓国なんだなぁなどと勝手に風情を感じていたわけですが、お手洗いも紙は流しちゃだめだったり、小さなことながら外国人には多少の案内が必要な空港だったように思います。ところが今は国際的な賞を受賞するのも頷けるすばらしいサービスとエンターテイメントの空港に変わりました。

現在、オランダ-日本、日本-フィリピンを移動中。日本に数日滞在したかったにも関わらず、チケットの関係で叶わず、数日ぶっ続けで移動する羽目になりました。日本の家族・友人に今回は会えない悲しさはあるものの不幸中の幸いは仁川国際空港の通過と、大韓航空機の機内食(笑)でした。

今日も昨日来た道を戻ります(汗)。オランダ-韓国(仁川空港)、韓国-成田、成田-韓国(仁川空港)、それからマニラへ。また、空港内の施設を楽しみます。

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