比人旦那から日本人妻への初めてのギフト

フィリピン人の現夫と付き合ってから、今まで現物としてもらった贈り物は数回。フィリピン的にはかなり少ない方です。フィリピンでは、バレンタインデーなどには、男子が女子に花束などを送ります。また、記念日などもギフトなどを用意して、欠かさず祝ったりします。

そんなフィリピンから来た旦那なのですが、贈り物をくれたことや誕生日を祝うということは結婚○年目になるつい最近までほぼありませんでした。なので、これまで贈られたものは一応大切にしております。特に、一番初めにもらったギフトは、海外駐在中も持ち歩いています。
シーグラス
旦那からのはじめての贈り物
現比人旦那と付き合って暫く経ってもらった初ギフトが、シーグラスでした。
子どもの頃、海岸で遊んでいる時に喜んで拾った思い出があります。

へぇ、この人、贈り物くれるんだ、などと変に感心してしまいました。
(大学院在学中)コスタリカのホストファミリーと一緒に海に行った時のこと、砂浜に大の字で寝転んで波を受けていたときに拾ったもの。

「僕の腕に”コツン”と何か当ったから、見てみたら”これ”だったんだよね。青くて海のかけらみたいで、キレイだなぁって思って、もってかえってきたんだ」

これを拾った瞬間に何百キロの旅をして流れ着いた小指の先ほどの物体に思いを馳せる彼を想像しました。

けど、やっぱりずっとカバンに入っていただけなんだよね(笑)と、思ったりします。旦那は基本的に物の管理ができません。もらったものはカバンのポケットにしまいこみ、そのまま放置し忘れたころに発見されるということは日常的。

小学校で食べきれなかったパンをそのまま放置して、固くなってしまったあるいはカビさせるタイプの児童だったのではないかと思います(※フィリピンの公立校に給食はありません)


付き合ってから2年目ほどになって、彼のカバンのポケットから、初めて会った時に交換したメールアドレスが書かれた紙が出てきたこともありました。

「思い出のメモだから大事に取っておいたんだよ」

ものはいいようです。シーグラスも恐らく、カバンをごそごそしていた時に出てきたのかも。

たかが、シーグラス。しかし、思いのほか思い出の品となってしまった、初ギフトです。海外に長期滞在する時にには必ず持ってきています(一応ね)。

著者が大切にシーグラスを持っていることに、びっくりしている旦那。

え、そこ、驚くところですか。

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