嗚呼、引っ越したい!アパートに突然出現した滝

7月7日の深夜、雷雨とみぞれの発生したハーグの天気は大荒で、豪雨をもたらしました。寝室の窓を激しく雨が打ちつけられています。オランダの家屋の多くは、雨除けがありません。なので、雨は窓に直接降りつけます。その晩の雨はかなりの音でびっくりしつつも、翌朝は大切な試験を控えていたため早々に床につくことにしました。

しかし、結局かなりの轟音で寝付けずにおりました。しばらくして、落ち着いてようやくうとうとし始めると、隣の部屋から雨音が聞こえてきました。

嫌な予感がして飛び起き、隣のキッチン兼リビングを見てみると、台所の換気扇を伝って大量の雨水が部屋に流れ込みその様子は滝のごとく。



真夜中に発生した”滝”からの水の量は半端なく・・・部屋はバケツの水をひっくり返したような水があたり一面に広がっています。
(映像は、ピークを過ぎた後に撮影)

とにかく応急措置に、ガスコンロの上に設置されている換気扇からの水を受け止めるために2つのバケツを設置。しかし、そのバケツの水もみるみる満杯になり、砂・泥が混じる水を捨てては、再度設置するということを2,3度行いました。

その間、床一面の雨水を雑巾で吸い取っては絞り、吸い取っては絞り・・・という行為を行うこと30分、ようやく雨あしが遅くなり、床に広がった雨水もそこそこふき取ることができました。しかし、キッチンに広がる泥水の処理にまた30分、そして濡れてしまった棚の水ぶきや食器洗い、最後の床拭きに約1時間と応急的な掃除に2時間費やしました。

御蔭さまで翌日は寝不足のまま大切な試験に出かける羽目に。こういうことって、こういうタイミングであるんですよね。これは、運が悪かったとしか言いようがない。これこそ、先日の旦那の生徒さんからの”黒魔術よけのお守り”が役立ちそうです。

ブログ「黒魔術から身を守る?

この物件を管理している不動産屋に、「今度でこれ2度目なんですけど」ビデオ付きでクレームをいれるものの「調べます」と言ったきり、なしのつぶて。

喚起口から水が逆流する、それも半端ない量って、これは明らかに構造上の問題です。ということで、いきなりですが、嘉門達夫さんの「鼻から牛乳」が歌いたくなりました。 今度こそ引っ越します。現在、次の住居を探しています。

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