あなたの食べているお米は”合成米”だ!
と言われたら信じますか?
というか、そもそも「何それ?」って思うのではないでしょうか。
マニラ、ケソン市で一般市民が偽米らしきお米がマーケットで売られているとバランガイに報告し、ニュースとなりました。お米に偽物もホンモノもあるのか?と疑問に思いますが、偽物とはつまりお米に何かしら混ぜてあるということです。
なので英語ではFake rice(偽米)、あるいはsynthetic rice (合成米)と報道されております。ただ、プラスティックなどが混ぜられているという報道を聞くと後者の方がややもすると実態に近いのではと思われます。
ケソン市で報告された合成米は、The National Food Authority (NFA:国家食糧庁)がサンプルを試験して調べることになります。ただ同オフィスはまだ、サンプルを入手しておらず試験結果は現時点では分かっていません。
2015年にも同様のニュースが、バタンガスであり、その際は偽米ではないことが証明されました。また、ダバオでも同様の事件があり、その時には米の取り扱いのゆえに化学物質が混じったという報道がされましたが、合成米でなかったとしても口に入るものの取り扱い方は大きな問題です。
そんなところに来て、ソーシャルメディアで嘘か本当かわからないベトナムでの合成米製造の映像が流れ、共有されています。
ビデオでは、プラスチック製の袋を機械に挿入、製造されたものは白く細かい粒。これは一体何なのでしょうか?
こんなおかしな米であれば気がつくのではないかと思われますが、フィリピンにはいろんな種類のお米があり、またお米の形は日本とはことなりぶつぶつと切れている、奇麗な楕円を描いているわけではありません。なので、一見分からないというのはただただあるかと思います。そして、合成米はホンモノのお米と混ぜられているそうです。
そして中にはNFA米と言われる国家食糧庁によって管理されたお米があります。国民食糧フィリピンでは災害など非常時に備えて国民が消費できる分のお米を蓄えています。蓄えていたお米は期間がくると市場に出て回ります。NFA米は比較的安価で、一般的なお米は1キロ40ペソ前後(80円ほど)ですが、20ペソ台です。ただし、熱帯の気候で数カ月保管されていたお米は匂いも強く、食べたことがありますが、「忘れられない味」です。
合成米か否かを見抜くには水に浮かべ、浮いてきたものが偽物・合成米とのこと。もし、プラスチックが主だった成分であればの話。
買わない!とはなりません。お米が主食のフィリピンでは購入しないという選択肢はありません。
現段階で市民ができることはごくわずかでしょう。米を購入するさいに注意深く見てみる、洗ったときに浮いてきたお米がホンモノであるのかを確認する等、そして勿体ないけど怪しいと思ったら食べない、破棄する。
政府の対応が急がれます。本当に合成米であるのかの確認と、それが本当に合成米であれば、どのルートでフィリピンに入ってきたのか、正規の輸入ルートか、それとも非合法のものか?製造面では言うまでもなく問題ですが、輸出入の面でも大きな問題があることは明らかです。
参考
How to spot fake rice https://www.youtube.com/watch?v=GZwLxsvwJRs
Alleged fake rice reported in Quezon City, NFA to conduct test - See more at: http://www.gmanetwork.com/news/news/metro/614836/alleged-fake-rice-reported-in-quezon-city-nfa-to-conduct-test/story/#sthash.Xpc5oifh.dpuf
写真:ABS-CBN How to spot fake rice https://www.youtube.com/watch?v=GZwLxsvwJRs |
と言われたら信じますか?
というか、そもそも「何それ?」って思うのではないでしょうか。
マニラ、ケソン市で一般市民が偽米らしきお米がマーケットで売られているとバランガイに報告し、ニュースとなりました。お米に偽物もホンモノもあるのか?と疑問に思いますが、偽物とはつまりお米に何かしら混ぜてあるということです。
なので英語ではFake rice(偽米)、あるいはsynthetic rice (合成米)と報道されております。ただ、プラスティックなどが混ぜられているという報道を聞くと後者の方がややもすると実態に近いのではと思われます。
ケソン市で報告された合成米は、The National Food Authority (NFA:国家食糧庁)がサンプルを試験して調べることになります。ただ同オフィスはまだ、サンプルを入手しておらず試験結果は現時点では分かっていません。
2015年にも同様のニュースが、バタンガスであり、その際は偽米ではないことが証明されました。また、ダバオでも同様の事件があり、その時には米の取り扱いのゆえに化学物質が混じったという報道がされましたが、合成米でなかったとしても口に入るものの取り扱い方は大きな問題です。
合成米パ二ック?
大きなニュースとなり、ソーシャルメディアで過去24時間人々が話題とする理由は、フィリピンではお米が主食であることはもちろんですが、主食にも関わらずその自給率は低く、ベトナムやタイなどの近隣国からの輸入に頼っており、多くの食卓で口にされています。そんなところに来て、ソーシャルメディアで嘘か本当かわからないベトナムでの合成米製造の映像が流れ、共有されています。
ビデオでは、プラスチック製の袋を機械に挿入、製造されたものは白く細かい粒。これは一体何なのでしょうか?
偽米とはどのようなものか?
では、その偽米とは一体どういうものなのでしょうか?フィリピンのABS-CBNのニュースソースによると、腐らない、そして握ると水が出てくる、また米特有の粘りがなく、発泡スチロールの様相になり、燃やすとサツマイモのような香りがするようです。こんなおかしな米であれば気がつくのではないかと思われますが、フィリピンにはいろんな種類のお米があり、またお米の形は日本とはことなりぶつぶつと切れている、奇麗な楕円を描いているわけではありません。なので、一見分からないというのはただただあるかと思います。そして、合成米はホンモノのお米と混ぜられているそうです。
そして中にはNFA米と言われる国家食糧庁によって管理されたお米があります。国民食糧フィリピンでは災害など非常時に備えて国民が消費できる分のお米を蓄えています。蓄えていたお米は期間がくると市場に出て回ります。NFA米は比較的安価で、一般的なお米は1キロ40ペソ前後(80円ほど)ですが、20ペソ台です。ただし、熱帯の気候で数カ月保管されていたお米は匂いも強く、食べたことがありますが、「忘れられない味」です。
合成米か否かを見抜くには水に浮かべ、浮いてきたものが偽物・合成米とのこと。もし、プラスチックが主だった成分であればの話。
どうしたらいいのか?
買わない!とはなりません。お米が主食のフィリピンでは購入しないという選択肢はありません。
現段階で市民ができることはごくわずかでしょう。米を購入するさいに注意深く見てみる、洗ったときに浮いてきたお米がホンモノであるのかを確認する等、そして勿体ないけど怪しいと思ったら食べない、破棄する。
政府の対応が急がれます。本当に合成米であるのかの確認と、それが本当に合成米であれば、どのルートでフィリピンに入ってきたのか、正規の輸入ルートか、それとも非合法のものか?製造面では言うまでもなく問題ですが、輸出入の面でも大きな問題があることは明らかです。
参考
How to spot fake rice https://www.youtube.com/watch?v=GZwLxsvwJRs
Alleged fake rice reported in Quezon City, NFA to conduct test - See more at: http://www.gmanetwork.com/news/news/metro/614836/alleged-fake-rice-reported-in-quezon-city-nfa-to-conduct-test/story/#sthash.Xpc5oifh.dpuf
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