日本でオープン間近?フィリピンファーストフードチェーン、ジョリビー(Jolibee) とフィリピン人

2018年に日本上陸するJolibee(ジョリビー)は、フィリピンのファーストフードチェーン。フィリピン全国に店舗を展開するほか、近年は海外にも精力的に店舗を展開しております。

マーケットに根差した店舗展開をしており、後々、ジョリビーを体験することが利用者にある種の意味を与え、リピーター多数。大手ファーストフードチェーン、マクドナルドをしのぐ人気と売上です。日本上陸とのことですが、フィリピン人にとってジョリビーとは何なのか、考えてみました。

ジョリビーによるダンス
みんな大好き、jolibee 


フィリピン人好みのメニューとテイスト

ジョリビーのメニュー、味付けはフィリピン人の心をがっちりつかんでいます。メニューは、バーガー、ポテト、フライドチキン、ヌードルなどもありますが、何と言ってもご飯のメニューが人気。フィリピンの主食は米。ファーストフード店でも米を食わずして、食事とは言えません。

人気メニューはchiken joy. フライドチキンとご飯のメニュー、グレービーソース付きです。チキンはフィリピン人にとって一番身近な食肉、そしてちょっとしたごちそうの象徴です。

ソースはチキンのためですが、少しのチキンで沢山のご飯をたべようと、ご飯にグレービーソースをたっぷり流し込むツワモノもいます。

チキンの部位は選べます。チキンの部位に詳しい、かつこだわりのあるフィリピン人は、注文時に注文可能な部位を店員に告げます。
Jolibee のChicken Joy
フィリピン人に人気のJolibee、Chicken Joy

味付けは、甘く、少々しょっぱめ。バーガーやスパゲティで使用されているケチャップはバナナケチャップ、甘めです。フィリピン人好みの味付けで、ぐっとフィリピン人の心をつかんでいます。

特別を祝う場所



jolibee ジョリビー
人気者ジョリビー(jolibee)



ジョリビーでは、マクドナルドと同じく誕生日をお祝いできる場所を提供しています。よく、子どもの誕生日を親族と祝う姿が見られます。また、子どもに限らず年をとった親を祝う家族の姿もみられますが、いずれにしても子どもは大喜び。マスコットのジョリビーが踊りと歌で、特別な日を演出してくれます。

マスコットのジョリビーは名前“bee”からわかる通り、蜂がモデルとなっています。黄色ではなく、赤い蜂というのは創業者のトニータンが中華系であり、また食品店らしく暖色系です。
しかし、初めてマスコット・ジョリビーを見たときには、口角がくっきりあがったでっかい蜂のマスコットは多くの日本人観光客が漏らすように若干グロテスクに写ったのですが、慣れるとかなりかわいく見えてくるのが不思議です。

毎週末、大きな町のジョリビーでは誰かが誕生日や記念日をお祝いしています。


経済発展の指標

地方都市のジョリビーの有無、その規模を見ながら、その地域の購買力を推し量ることができます。
ジョリビーは国民にとって大変身近なファーストフード店ですが、一般市民が日常的に楽しめるほど、お手頃な値段とは言えないと私は思います。上記のchiken joyは120ペソ~です。日本円で240円ほど。国民の給与が、日本円平均で40,000円前後(地方と首都との格差あり+税金でかなり引かれます)。一日稼ぐ額が1,000円ほどと考えたら、240円は安くはありません。

そのため、これを支払えるお客の層がいること、それは定職を持つものが一定数その地域に存在していることも意味しています。

海外では、フィリピン人労働者や移民が多い地域に出店しています。まず、香港、アメリカ、UAE、ベトナム、シンガポールをはじめとした地域に海外店舗を持っています。

撤退した地域もありますが、フィリピン国外に生活するフィリピン人に根強い人気です。実際、シンガポールのジョリビーは開店時は行列ができました。これは何ら珍しいことではなく、フィリピン地方都市のジョリビーのオープニング時も同じような現象が起こっています。

日本ではどのあたりに出店するのか、気になります。在日フィリピン人の多い、中部地域でしょうか。そして、オープニングはやはり混雑するのか。要チェックです。

フィリピンにご旅行の際は、jolibeeでお食事を。


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