[中欧旅行] ドナウの真珠ブダペストに行こう!ハンガリー観光のススメ

ドナウの真珠と評されるハンガリーの首都ブダペストは、かつて戦火に見舞われた土地でした。
しかしその都度、再建を繰り返し、美しい景観を保っています。石で造られた建物の重みとその1000年の建国の歴史を感じる街は、全体がまるで博物館のようです。

一度は訪れたいと思っていた土地でした。理由は前述の歴史性、そして友人が居るという二点。今回、旦那の夏休み故に訪れることができました。実際来てみると、予想以上に満足でした。



景観美
「ブダペストのドナウ河岸とブダ城地区およびアンドラーシ通り」は世界遺産に登録されています。ドナウ川から見たバロック様式の重厚さ、ドームが特徴的なブダ城、荘厳なゴシックリバイバル建築の国会議事堂などの大きな建造物は遠目に見てもその迫力に圧倒されます。

また、そうした歴史的建造物は街の至る所にあり、街中を歩いているだけでも楽しめます。なので、目的なく、街中を散策するというのもいいのではないかと思います。

今回4泊のうち2日間は、ひたすら街を散策しました。




ユダヤ人地区の異国とモダンな空間
ブダペストにもユダヤ人集住地区があります。その入り口には尖塔が美しいシナゴークがあります。シナゴーク内を見学できるため、私が通った時には観光客が行列をなしていました。この地域の路地は狭く、ヘブライ語のレストランの看板が異国情緒をかきたてます。
また同時にカフェや古い建物の外観を活かしたバーなどがあり、ローカルを含め若者たちがくつろげる空間と共存しています。



温泉を楽しめる
ハンガリーは温泉大国、源泉の数は80とも言われています。こちらの温泉は広く、プールのよう。水着を着用です(日本以外の温泉といわれる場所の大体はそうですね)。ぬるめのお湯につかりながら、チェス等を愉しむ人の姿も見られます。ブダペストではセーチェーニ温泉が有名。ハンガリーまで来て温泉というのは何ともですが、こちらの温泉で国情緒を味わうのも悪くはないはず。

海外生活数年、湯船が恋しい著者にとっては、まったくもって有難い環境です。

セーチェーニ温泉入口
ウェブサイト:http://www.szechenyibath.hu

観光客フレンドリー
ブダペストの人口は1,737,000人。大都市ですが、夏のピークシーズンは、ローカル以上に目立つのが観光客。この街の魅力にひき寄せられ、年々観光客が増えてきています。またここ数年で観光客に(比較的)やさしい土地になったと聞きます。

以前はハンガリー語だけの案内も、英語での表記も増え、また地下鉄の車内アナウンスも都心部に行くと英語とハンガリー語となります。

街中でローカルで英語で話しけけたら逃げられたことが数回(汗)ありオランダと比較して避けられている!などと感じたりもしましたが・・・これから(よくも悪くも)益々観光化がすすむと思われます。

観光客の多くは、ドナウ川を挟んでペストとブダに分けられたペスト側に宿泊している場合が多く、実際ホテル、ホステルの多くはペスト側にあります。

交通手段色々
観光化されつつ市内は、交通手段もよく、アクセスしやすくなっています。バス、路面電車、地下鉄などの公共交通手段は早朝から夜遅くまで運行し(4:30~23:50)また、夜行バスも走っております。25,000フォリントのデポジットで、(一日500フォリント~)自転車の貸し出しもあり、観光地が市街地に集中している土地のため、便利なオプションだと思います。



ハンガリー料理/スィーツ
ハンガリー料理って?特徴を一言で言える人は少ないかもしれません。そして、ハンガリーはフランスに続いて高級食材/世界三大珍味のひとつフォアグラの大産地であることはあまり知られていないと思います。

メインは肉料理で、サワークリームなどを使った濃厚な味付けが特徴。特に豚肉を使った料理がおいしいと旅行前に職場の同僚にすすめられました。残念ながら今回はそれら肉料理を食さず。その代わり、スィーツをいただきました。

クルトシュ(kurtosh)、チムニーケーキとして知られるハンガリー発祥のスィーツ。ケーキと言われていますが、どちらかと言うとパンのよう。表面は固め、中はもっちり。私はシナモン味をオーダー。焼きたてが香ばしく、おやつに紅茶といただきたい一品。(350フォリント~)




夏はヨーロッパの人々も長期の休暇を取るため、宿泊施設等も値上がりし、人も多いのですが、天候に恵まれました。からっと晴れ、青空がブダペストの町並みによく映えて、美しかったです。違う季節にまた訪れたいと思いました。




スポンサーリンク

スポンサーリンク

Subscribe