[セブ観光] フィリピンのフィエスタを楽しむ!

セブの海
セブと言えば海!
メジャーな観光地なんて行かないぞ!と決めていたわけではないけど、縁がなかった私。
しかし、この一ヶ月の間に日本の観光客がよく訪れるフィリピンを2か所も巡ることができました。その1つがセブ。

言わずと知れた観光名所で、日本からの直行便も出ている場所。嘘かほんとか分からないけど、セブがフィリピンの一部だとは知らなかった日本人がいるとかいないとか・・・(汗)半ば半信半疑ながら、この地に入りこの観光地化ぶりに納得。

今回の訪問地は、セブの南部。車で走ること2時間のアルコイ町。そこでのタウンフィエスタに招かれました。招いてくださった人は、オランダでお世話になったフィリピン人の御姉様方。旦那と空港で落ち合い、セブに飛び、4泊滞在してきました。

セブってどんなところ
セブは、ビサヤ地方と呼ばれる、フィリピン中部の中心都市。特にメトロセブと呼ばれるマンダウェ、ラプラプ、タリタイ市は日本で言うところの大阪みたいな位置付けでしょうか。人口は240万人ほどで、宮城県の人口が上記の三つの市に集中しています。ヨランダの後、被災した家族がセブにいる家族を頼ってやってきた理由が分かる気がします。

メトロセブを含め、セブ島全体的に観光資源が豊富。きれいな海と様々なアトラクションが観光客をひきつけます。1521年にセブ島に到達したマゼランの記念碑、侵略者マゼランと闘ったラプラプの勇ましい像、マゼランクロス、博物館などから、ダイビングや美しい滝、今回予定にはなかったものの行ったオスロブのジンベイザメ。北部のバンタヤン島。町をちょっと歩いただけで外国人観光客とよくすれ違います。

ビコールからセブへ

そんなセブには、タウンフィエスタのためやってきました。直線距離にして近いビコールとセブですが、直行便はありません。ビコールからマニラ、マニラからセブと少々大回りして行かざる得ません。バスでも可能ですが、1日以上かかります。一度、レイテ島というセブのお隣の島からビコールに陸路を伝って戻ったことがありましたが、死ぬほど疲れて、もうやりたくないと思った次第です。

地方の中心都市レガスピからセブへの便も出ていますが、ちょっとお高め。

セブのタウンフィエスタ
そんなこんなでセブに来た理由は、上記のオランダでお世話になったフィリピン人のお姉さんの町のフィエスタに参加するため。なんてことはない町内の祭りなのですが、賑やかさ、人の行き来、朝から晩までのスケジュールは半端なく、うちら夫婦は楽しいものの1日目で既にぐったりでした(笑)

フィエスタの食べ物
フィリピンのレチョン
子豚の丸焼き―レチョン
豚肉料理!子豚の丸焼きから、豚肉を使った様々な料理がテーブルにところ狭しと並びます。
野菜は一体どこへ?健康という概念はどこへやら・・・兎に角肉を食らいます。肉を普段あまりというか殆ど食さない私は、お肉とソフトドリンクのオーバードーズ(摂取量オーバー)。
自分でも驚きの量を平らげました。親族、近所の人が入れ換わりたち替わり来てはご飯を食べて行きます。

プロセッション
フィリピンの町のフィエスタ、プロセッション
町のフィエスタ、プロセッション


フィエスタは一応、宗教行事。各町の守護聖人に感謝を捧げるもの。そのため、フィエスタの9日前はノベナと言われる祈りの期間と、特別ミサを行い、フィエスタ前日はミサの後、町内を練り歩くプロセッション。
ローソクを灯してのプロセッションはなんともおごそかな雰囲気。
この町の守護聖人はヨセフ。イエス・キリストのお父さん。

町の行事
フィエスタ期間の闘鶏場
フィエスタの期間のみ特別に設けられた闘鶏場
男の世界です
そんなおごそかな宗教行事が終わると、町内のホールではタレントショー、ディスコと盛り沢山のイベントが3日ほど行われます。

観光地といえども居住地域はそれといった娯楽施設がないため、町内の皆、ディスコにくりだします。ディスコが開催された場所から滞在したお宅までは300メートルほど離れていますが、爆音は家までとどき、早朝の3時ぐらいまで聞こえていました。

ひたすら連日連夜楽しんだ町内住民はフィエスタ後は少々休憩、町はすっかり静かになります。

フィエスタが町を活気づけ、人々を再度つなげた様子を間近に感じました。フィリピンに長期滞在するならば、フィエスタは是非体験してみてください。

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