昔を思い出す

今回の短い滞在で、家に若干残っている荷物の整理をしました。若干と言ってもフィリピンのコンテナ船専用の段ボールの特大サイズで1個まるまる埋まるほど。特に多いのは本で、荷物が重くなり調整に苦労しています。

段ボールの容量の制限は50キロ。人が優に入るであろうサイズの箱にめいいっぱい詰めたら、いっきに50キロをオーバーし、調整を繰り返すことに。

そんなこんなで色んな荷物をひっくり返していると、懐かしい品物を色々と発見します。卒業アルバム、写真、手紙、カード、大学時代のノート(笑)などです。

そんなものを1つ1つ見ていたら日が暮れてしまいますが、ぱらぱらと見てしまうのが人情。色んな人の顔や名前が浮かびます。あまりにも連絡を取っていなかったので、皆どうしているのか等さっぱりわかりませんが、大学時代や就職後、東京に勤務している時点では連絡を取っている友人たちもいました。海外に頻繁に出るようになってから連絡が途絶えるようになってしまいました。

ごそごそものをひっくりかえしていると小学校時代の市の陸上競技会のメダルも出てきました。嬉しいもので、当時の○○県新聞にも私の名前が掲載されています。当時そうした子どもが達成したことに対して関心の薄かった両親に当てつけるためだったのか、額縁に飾ったのは、自分(笑)額が古いので外すと、その裏側から当時の学級新聞が出てきました。タイムカプセルのよう。

当時流行ったグループバンドのヒット曲から名前を得た新聞のタイトル。製作者は、その当時からするとものすごく大人っぽく、物知りだと感じた2人。2人の当時の様子が思い浮かびます。

成績表、小・中・高と出てきました。典型的に勉強をしなかった子どもだったので、惨憺たる成績。特にひどかったのが英語。しかし、勉強に目覚めたというか奨学金欲しさに勉強を頑張りはじめた高校時代ではかなり健闘しています。この頑張りが小学校・中学校とあったら・・・などと悔やんでもしかたない(笑)のですが、そう思ってしまいました。

また暫くすると、カセットテープが出てきました。高校時代の友人と10年後へのメッセージを交換したのですが、その当時はこれほどまでに音楽を聞くための機器が変わるとは思いもよらず(笑)カセットテープを聞ける機械は自宅には一切なく、友人からのメッセージは封印されたままです。

早く荷物を片づけてフィリピンに送らねば!

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