フィリピンの田舎で一階部分に住みたくない理由!

新居に越して約2カ月。また引っ越します。理由は、家賃の安さと町へのアクセスの良さ?です。一度下見をして、決めたのですが旦那がその家の前を通りかかった時に既に住居者がいるという状況と聞きました!なんと。

大家さん、予約した場所をあっさり他の人の貸していました。

なんじゃそりゃー!

雨模様の界隈の様子
その代わりに同じ建物の一階部分を貸してくれるといいます。そのためもう一度下見をしなければなりません。

洪水多発地域の一階部分に住む危険

下見はいいけど、そもそも私は正直一階部分に住むことに反対しています。本当に反対。家のすぐ後ろは川の支流がながれ、そこにアヒルがすいすい泳いで、牧歌的な雰囲気ですが、この台風と洪水が多い地域で一階部分に住むなんてありえんというのが著者の意見。

下見に行く途上大家さんにばったり出会ったので、家の中を大家さんの説明付きで見せてもらえました。

間取りと周辺の様子

未完のその部屋は4畳半の寝室、6畳ほどのダイニングに駐車スペースがある家です。建築中でまだお手洗いは形をなしておらず、窓ガラスも入っていません。手作り感一杯です。やはり後ろには小川が流れ、アヒルが泳いでいます。そして、周りは田んぼというのは相変わらず。

晴れるとこんな感じ
しかし、やっぱり川が近いのはなぁ、とため息をつく著者に試しに生活してみて気に入らなかったら他に移ればいいよと旦那は言うけど、まだ納得いかず。

頑固に反対する私、しかし・・・

一階部分であること以外、旦那が仕事をしている市の外に生活することにも最後まで抵抗しています。隣町は商業の中心都市。何故にその市内に住まないのか。田舎の生活は厭じゃないけど、交通費を払って隣の市まで毎日出勤するなら費用と手間を考えて同じじゃないかと。

下見の後は、試しに隣の市まで歩いてみました。途中雨が降り、何故かとなりのトトロの世界を思い出しました。田んぼと、植えを見上げるとある送電線が思い出させたのでしょうか。田んぼの道沿いにはシンプルな家々がポツリポツリと建っています。雨の中元気いっぱいに遊ぶ子どもたちの声が聞こえます。

8月上旬から日本、中旬にはインドネシア、そしてフィリピンに戻ったらレイテ、そしてヌエバエシハ・・・ようやくビコールに戻るのは9月、ああここに住むのか・・・思わず雨雲の合間に覗く太陽を見てため息が出てしまいました。

日本に帰国した時にゴムボートでも一台購入して持ってこようかなぁと考えています。

後日

住んで数カ月後、台風で大洪水。家の入口ぎりぎりまで水が・・・幸い家の中は大丈夫でしたが、やはり的中しました。

やっぱり著者が正しかったのだ!と旦那にいうものの、じゃあ引っ越そうか・・・と切り替えが早い旦那。

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