こんな時どうする?ー話の切り返し、反応に困る時

海外で生活していると、生活習慣、文化、言葉などの違いから困ったこと、どうしたものか?という事態に遭遇することがしばしばです。

例えば、締切間近の原稿をメールで送らないといけないその時に停電でインターネットが無くなったり、面白くない冗談を壇上で言っている講演者と目が合ったり、ジプ二ーの止め方を忘れて目的地で降りれなかったり(フィリピン初滞在2日目に1人でジプ二ーに乗り込んだ際に起こりました)・・・

兎に角、周りが引き起こすもの、自分が意図しないまでも引き起こすことなどただあり、リアクションや対処に困ることがただあります。

そういう時には決まって私の頭の中に何故か北斗の拳の主題歌Youはshock!からはじまる「愛をとりもどせ」が流れるのでした。


話し好きなおばあさん

オランダで、スーパーで買い物をしていた時。ご年配の方が値段の違う二つの人参を手にしてどちらを買うべきか迷っていた時。思わず習いたてのオランダ語を使ってみたくて「こちらの人参の方が安いですよ!」と言ってみました。

すると、おばあさんがにっこり「そうねぇ」と同意して、私の指差した人参を手に満足そうな様子。心の中で「やったー私のオランダ語が通じた!」とガッツポーズ。

しかし、話はそこで終わらず、おばあさんは話し続けます・・・私のつたないオランダ語で分かる範囲では、野菜が高いわよねぇ・・・ということから、事故があったという話、そして少々身の上話。あああああああ・・・・詳細が分からない!そして、オランダ語話せないのよというタイミングを既に失っており、今となってはおばあさんの1つ1つ違う話の合間を狙い、さよならを言ってその場を去ることのみ(汗)

その瞬間を逃さず、「では、ごきげんよう。良い一日を~」と言って笑顔で手を振ってその場を離れることに。。。やった~、これでその場から失礼なく去ることができる・・・ところがどっこい、また次なる新しい話が・・・結局つかまること20分。オランダ人の友人にこの話をしたら、ひとしきり笑われたあと「日中話し相手いないしね~、話し相手が見つかって嬉しかったんじゃない」と。誰かの喜びに貢献できたのならばよいのですが…話の詳細や顛末を理解していなかったとしったらおばあちゃんがっかりだったろうな~と思うのでした。

旦那の元彼女

フィリピンで、職探しの合間また勉強がしたいと思い、田舎町のとある大学を訪れ大学入学の手続きについて聞きました。どうしたものかと・・・様々な部署を回りながら、行きついた場所で旦那の高校時代の同級生に出会いました。

この大学はかつての旦那の務め先と知っていましたが、あまり旦那の名前をぶら下げて歩きたくなかったので、敢えてフィリピン人と結婚している等とは話さずシンプルに入学の手続きのみを聞いて帰る予定でしたが、平和学を学んでいた~という話になったら「僕の同級生が同じプログラムで学んでいた」と。それはまさに旦那のこと。

しらを切って話をしていてもすぐに関係性がばれるので、「私がその○○の妻です」と改めて自己紹介。そうすると、「Facebookで結婚式の写真を見た」とのこと。話の脱線からすぐに私の目的である、入学の手続きなどに話を戻したかったのですが、その男性突如「○○さんって知っている?」と聞いてきました。

「○○さん?」すぐに頭に浮かんできませんでしたが、その男性うちの旦那の元カノと説明。ああ、確かにそんな名前だったような気がする・・・しかし、なんで今更その人の名前が?

その男性、滔々と旦那の元カノがここで何をしていたのか、聞いてもいないのに今の様子まで詳細に私に報告してくれました。「私にどうしろというのか?」対応に困りつつ、話を聞いていました。

話を聞きながら、どう反応すべきか、そしてどう話をもとに戻すべきか・・・思案しつつ、元カノここで生活してたんだ~(そんなこと聞かないから知らなかった)ということをこんな形で知って、またも北斗の拳の音楽が流れたのでした(汗)

この主題歌、どうやら色んな事のショックを和らげるよう機能しているようです。
ちなみに歌詞と状況はとくにマッチしているわけではありません。

いや、しかし奥さんに旦那の元カノの話をするって、旦那この人に相当嫌われているのかなぁ(笑)なんて思ったわけですが、旦那にその話をしたら、彼は旦那の元カノと非常に仲がよかったらしいのでそういう話になったのではと言っていました。なーんだ、男女関係のこじれとやっかみか!とまとめたのでした。あ、更にややこしいことに、その男性若干おねえな言葉遣いでしたので、話はもっと複雑そうです(汗)

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