若者のボランティア活動ってどうよ! (1)~海外からのインターンの受け入れ談~

若者のボランティア活動ってどうよ!・・・いや、いいんじゃない?というのが基本的なスタンスです。しかし、条件付きです。

条件付きって、何だか偉そうないいっぷりで申し訳ないと思いつつ・・・しかし、再度この問題を考えるちょっとした事件がありました。

私が関わっているNGOがヨーロッパの某国から2名のインターンを受け入れました。この若者は、本国で準備期間をもってそれから他国で6カ月過ごすというプログラムから来た人たちです。

某国から来た2名、AさんとBさんは19歳、20歳と日本では大学の年代ですが、(まだ)大学へは行っていません。ちなみに某国はトレンドなのか若者が大学入学前に海外での生活を経験するという話をよく聞き、こうしたプログラムに参加する人がいるというのは珍しいことではありません。

そのため、11月の彼らの来比時にはそれほど驚かず皆で迎え入れたのを覚えています。

2名は、マニラではなく地方の農業コミュニティで活動を開始し、その後の様子はNGOの打ち合わせの度に聞きました。田舎でのんびりとやっているのだなぁというイメージでした。それから、数カ月ぶりに彼らの活動や生活の様子を聞きましたが・・・。

出るわ出るわ、彼らの起こした様々な事件、問題。これまでの彼らのもたらした良い部分まで覆い隠してしまうほどの事柄が関係者から聞くことになりました。

差し支えない所でいえば、山登りが好きで山歩きと言う名の徘徊して、他の町の町長が苦情を言いに来たり、家の入口に下着を干したり・・・。徘徊するのが何故いけないのかというと、山間の地域は共産主義のグループなどがおり、夜間の移動は現地の人でもしません。苦情と書きましたが、どちらかと言うと他の町内からもプレッシャーです。そして下着を干すのは構いませんが・・・非常に保守的な国でもあるので、人目につく場所に干すのは勿論駄目です。

というそれらのことをして、ついにNGOやホスト団体を怒らせてしまいました。とどめを刺したのが先日のミニ・ユースキャンプに遅れて参加したことでした。本当は初日からの予定でしたが・・・かれらのある種の活動の総括を含めたものだっただけに、団体としても個人の理由で到着が遅れて、全体のスケジュールに影響が出ました。







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