君次第さ!―フィリピン・ツアーガイドの執拗なナンパ

ナンパなんて、漫画やドラマだけの話だと思いきや、ここアジアのラテンフィリピンでは勿論色々な場所で繰り広げられています。
フィリピン、イントラムロス、サンチャゴ要塞前
フィリピン、イントラムロス、サンチャゴ要塞前

女性とあらば・・・誰でもよい?

重い荷物を持っていた時に、親切心で手伝ってくれたと思った男性に電話番号を聞かれたり、ショッピングモールの売り子さんに商品の説明の後にやはり番号を聞かれたりしました。

当初は衝撃を受けましたが、今では女子に対するappreciation(称賛)だと解釈し、やり過ごしています。しかし、怖いのは時に既婚者でもかまわずアプローチするなりふり構わなさ、何回も打てば的に当たる!的な部分もあり(汗)女子の皆さん要注意です。

女子に対するappreciationと書いたのは著者が美人でもないのにこうして声をかけられることに対する不信感と警戒心をポジティブに表現してのことです(笑)。年中警戒していると疲れますので。女子であればスペックはどうでもよさそうな感じもします。

イントラムロスのナンパ男

イントラムロスでの出来事。イントラムロスと言えば、スペインの面影が残るマニラの観光地。その時は特に観光と言うわけではなく、単純にビザの更新に行った帰りのこと。久々のイントラムロスでブログ掲載用の写真を撮影していました(こうやって自前の写真を撮影し、あつめています!)

するとそこにツアーガイドの男性がアプローチしてきました。胸元には登録証が掲げられており、ラミネートで加工された写真入りのツアーコースの説明が手元にあり、服装からもツアーガイドであることがわかります。その場にいた外国人は著者だけ。足蹴にするこはできないまでも、ツアーガイドなど必要ないので、きっぱり「ツアー客じゃないので、ツアーは必要ありません」と一言。で、引き続き写真を撮っていたのですが、まだそのガイドは去る気配がありません。

もう一言、「ツアーは必要ありません、NO THANKS!だぁ」。流石に著者の声が大きかったため、周りからの視線が集まります。

一通り写真も撮り終わったので去ろうとすると、ひたすら国籍を聞いてきます。答えるのが面倒なので無視。しつこく聞いてくるので「答える必要はないと思う」と言うと何故か身の上話。「妻に先立たれて・・・子どもが2人・・・(云々)」

そして、「君の電話番号を教えてよ」。またこれ?そのガイドは著者が言葉を発する前に、「僕は45歳、年の差なんて構わないよ例え君が20代だとしても」と訛りの強い英語で続けます。もしもーし、それってアプローチですか?意味がわかりませんので「意味が分からなので、失礼します」と去ろうとすると、「It's up to you (君次第さ!)」と発する始末。

It's up to youって文法的にはあっているけど、使い方が間違っている(汗)。「君次第」ってある種相手側が選択肢を示して、後はこちら側にその実行を仰ぐわけでしょう?
しつこく国籍と、年齢と電話番号を聞いて、また最後に「It's up to you」といいます。

君次第と言いながらもこちらに選択の余地を与えないという意味のわからなさ。仕舞には、こちらが電話番号を渡す気配がないので、自分の番号を書いて手渡す始末、そして電話してくるか否かは「It's up to you」さと。あまりにイラついたので、ガイドの電話番号はどこかのアダルトの掲示板に張り付けてやろうと思いましたが、ガイドの男性の執拗さが不気味でその場で即ゴミ箱行き。

きっと今日も外国人の彼女を求めて「It's up to you」を連呼しているのではないかと思いました。

フィリピンでの女性の一人歩きは気をつけましょう。

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