怖い話が大好きなフィリピン人!フィリピン人と幽霊

誤解を恐れずに言えば、多くのフィリピン人は霊魂を信じ、そしてその多くが幽霊が存在すると思っています。

フィリピンの初滞在の時はフィリピンで、日本のホラー映画が流行っていた時期で、色々と映画のことを聞かれたりして、彼らの関心の高さを感じました。ちなみに著者は怖がりで、そういう映画を見ると夜にトイレに行けなくなるので一切見ていません。

フィリピンの有名な心霊スポット

フィリピンにも有名な心霊スポットがあります。ケソン市のバレッテ・ドライブ(Balete Drive)。クバオ駅とギルモア駅の間に位置しており繁華街から近いものの、道はその名の通りバレッテの木があり、スペイン時代の古い建物(中には築200年!という家もあるとか)があり、とても雰囲気がある場所です。

1950年代から、スペイン人の亡くなった家主がその周囲に現れるという話がありました。近年は、白いドレスを着た女性の霊の目撃談が、特にタクシーのドライバーから寄せられているようです。そのため、タクシーはその道を通りたがらないとか。

またニュースにも時々報じられます。その場所に幽霊が出る理由は様々なバージョンがあります。タクシードライバーに犯されて、殺害された女性の霊である等ですが、過去にその場所でそうしたことはなかったようです。なので、ややもすると都市伝説のような様相を呈しています。

この有名な心霊スポットを題材にした映画「Hiwaga sa Balete Drive (バレットドライブの謎)」が1988年に作られました。

仕事中の心霊体験

とある研修を終えて戻ってきた同団体のスタッフが開口一番「アテ(タガログ語でお姉さんの意味)、幽霊の存在を信じる?」。著者の答えは「それなりに」。勿論、幽霊話を聞いて怖くなるとトイレに一人で行けないとは死んでもいえなかったが!

彼の話によると研修中、一人の参加者に霊が憑依して彼女とは全く別人のように話したのだとか。それを嬉々として話、研修で使った建物がとても古く、彼らが使う前はそれほど頻繁に使われていなかったため、幽霊が沢山いたからという話であった。その真意は分かりませんが、他のスタッフも同じような話をしていたので、そうなのでしょう。

ワークショップでの憑依現象

昨年フィリピンで参加したワークショップで、参加した女性の一人が意味不明なことを言いはじめ、他の人が見えないものが見えたという話をして、騒然となりました。その女性はちょっと大変なことになり、グループの中にいた「スピリチュアル系」の人たちが対応に当たりました。

真意を確かめる術はないまでも、フィリピンで心霊現象は生活の中にすっと溶け込んで、ふとした時に出てきています。フィリピン人の霊を信じるという態度はスペイン人が植民地支配するずっと前から、他の東南アジア諸国同様にあったように見られます。

ここ、オランダではどうか・・・幽霊の話をしたら、オランダ人の友人に笑われました。こんな国じゃ幽霊も過ごせませんよね。

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