ケソンメモリアルサークルで過ごす休日(1)

ケソンメモリアルサークルはケソン市民の憩いの場です。公園に立ち寄ったことはないと言う人も公園の中央にそびえ立つ塔を車上から目にしたことはあるはず。土曜日曜日にはこの公園でスポーツを楽しむ個人やグループ、デートする恋人たち、遊戯具がある公園で遊ぶ元気いっぱいの子どもたちであふれます。私も機会あらば、この公園に足を運びます。メトロマニラでは数少ない、自然のある市民の憩いの場です。
本を持っていってどこか木陰のベンチに腰掛けて、ゆったりくつろぐのもよいのですが、いくつかの楽しみ方があります。

スポーツ

歩いて回ればすぐに一周できる広さを利用してのジョギングに励むケソン市市民を見かけます。手軽なスポーツです。その他にも自転車を借りてサイクリングを楽しめたり、あるいはジップラインもあります。

休日の出店

思わず買ってしまいそうになった(笑)CD

食べ物の出店は年中ありますが、日曜日やイベントに合わせて広場の噴水の周辺にお店が出ます。個人ブランドで中々アーティスティックで面白い商品を売っているお店が出展されており、見るだけでも楽しかったりします。

ちなみにおとといは、噂の面白いお兄さんの実物を初めて見ました。名前は確か、Yamanさん。以前友人から物々交換で生活をしている人が居ると聞きましたが、その人もお店を出店していました。しかし、それらの品に値段はあるもののお金じゃなくても○○ペソと同額の商品と交換もあり。あるいはオリジナルの手作り感あふれるCDも販売(笑)まったく自由に生きている人で、噂以上に興味深い人でした。

特別な日のみならず、公園の一角には自然食品や植物を売るお店があります。今、健康によいというマロンガイのサプリなどは当たり前、商品の他には健康セミナーなども紹介されます。その一角でマッシュルームバーガーを食べ、友人とひとしきり話して日が暮れてしまいました(汗)

計画都市であるケソン市は、ここを中心に計画されました。そのため市を貫く幹線道路は全てこのメモリアルサークルに繋がっております。メモリアルサークル自体はまるで小島のようであり、メトロマニラの「盆栽」のように感じなくもありません。

メモリアルサークルは1940年に建設が始まりましたが、第二次大戦で中断されます。戦後に再開された建設は1978年にようやく完成します。現在、中央の塔は色を塗り替えております。恐らく、月日と排気ガスでオリジナルの色が失われたからでしょうか(汗)三つの塔は、フィリピンの地理、ルソン、ビサヤ、ミンダナオを象徴していると言われています。塔の麓にはマニュエル・ケソンとその妻オーロラ・ケソンの廟があります。




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