日本のあのコンビニがついにフィリピンに-マニラでファミリーマート(FamilyMart)

一年ぶりのフィリピンは、街の変化が至る所で見られます。昨年までは建設中であったビルが完成したり、お店が入れ替わったりと。その変化の一つに日本のファミリーマートがあります。先日、久々にマカティ市に所用があり出かけた際に、日本で見慣れたあのロゴを見た時には驚きました。

マカティのファミリーマート(FamilyMart)
これはグロリエッタ5にある店舗、一号店より小ぶりです
私が見かけた店舗は今年4月7日にオープンした、フィリピン1号店「ファミリーマートGlorietta3店」でした。売り場面積は129平方メートル、そして26席の飲食スペースが設けてあります。

フィリピンでよく見かけるコンビニはミニ・ストップ、セブン・イレブンです。ミニ・ストップは2000年にフィリピンで事業展開を始め現在は362店舗*、セブン・イレブンは938店舗*と既に店舗数と、そして地元にすっかり定着しています。

セブンイレブンは2014年までに店舗数を1400にまで増やすことを発表しています。ファミリーマートは向こう5年間で300店舗の拡大を目指すといいます。フィリピンの市場にどう溶け込んでいくのか興味津々です。

マカティで見かけた店舗に思わず入って、商品やお店の雰囲気をチェック。お弁当はフィリピン人が好きなチキンを使ったものから、寿司などのバラエティもあり、サンドイッチ、スナック、お馴染のものから他のコンビニではあまり見かけないカップのデザートなどもありました。また、自社ブランドのスナック類、何とおにぎり(39ペソ)も!棚に並んでいました。値段の全体の印象がフィリピン人たちの懐事情を考えると少々割高な印象。何せ、大衆食堂では30ペソ~簡単なおかずとご飯がたべられますから。

しかし、その会社の成り立ちを考えるとその成り立ちからターゲットが中の上流、富裕層という気がします。ファミリーマートの公式ウェブサイトによると、2012年11月5日にフィミリ―マート、伊藤忠商事株式会社、AyalaグループとRustanグループの合弁会社SIAL CVS RETAILERS, INC.の3社は、フィリピンのファミリーマート店舗展開について合弁契約を締結。SIAL CVS RETAILERS, INC.が60%、ファミリーマートが37%、伊藤忠商事が3%という資本比率でフィリピン・ファミリーマート CVS, Inc.が設立されました。

それにしても店頭の抹茶ソフトはおいしそうだなぁ~、25ペソ也。セブン、ミニストップのソフトは15ペソ、しかし抹茶というオプションはない。明日のおやつに抹茶ソフトが食べたいなぁ。

後日談ですが、著者のテリトリー内(ケソン市のSM NORTH)周辺にあるファミリーマートで上記、抹茶アイスを3時のおやつに購入しようとしていたら、日本のファミマから視察に来られているマネジメントクラスの方らしき人が現地の恐らく店長と思しき人からお店の状況を聴いている様子でした。つい最近このブログを書いたばかりで、自分にはホットな情報であったので思わず声をかけてしまいました(笑)

今後の発展を抹茶アイスを頂きながら応援させて頂きます。

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