フィリピンに行かずして、フィリピンの雰囲気を味わう

9月28、29日の土日、横浜でBarrio Fiestaという日本でのフィリピン人による最大のイベントが開催されます。Barrio スペイン語源でバランガイと同等の意味の言葉で、コミュニティを意味する言葉で、その名の通り日本のフィリピンのコミュニティを盛り上げるイベントです。

昨年のプログラムやYoutubeで昨年の様子を調べてみました。とっても素人的な歌から、歌手でかつてはフィリピンでかなり有名なAriel Riveraが来ていたり、民族舞踊を披露したりしていました。全体、とってもゆるい感じでしたが、Ariel Riveraなどの有名人のパフォーマンスに相当エキサイトしている様子が少々怖かった(汗)です。

公式ウェブサイトには残念ながらまだ、プログラムの詳細は掲載されておらず、パフォーマンスする出場者を募っている段階のようです。公式ウェブサイトは、こちら。[http://philbarriofiestajapan.com/

会場で観られるものは恐らく、上記のような①民族舞踊、②フィリピンの有名人、③ものすごい歌のうまい一般人、④フィリピンの食べ物、⑤衣料・小物、⑥フィリピン人向けサービス、⑦ミス●●などの美人さん・・・などと予想されます。

1) 民族舞踊

民族舞踊は、日本でおなじみのバンブーダンス、フィリピンではTiniklingと呼ばれています。しかし、私の時代に小学校でやったバンブーダンスよりは相当高度なダンス、Singkilと呼ばれるダンスを見られる可能性が高いと思います(確約はできませんが(^^ゞ)。Singkilは、竹を2本ひと組の竹を2組交差させ、そこで男女ペアが踊ります。フィリピンでも南部のムスリムの地区で観られるダンスで、南方の民族衣装の鮮やかな色合いが美しく大変印象に残ります。竹を持ってリズムを刻むだけの人もかなりの練習が必要、そして踊る人は勿論、足元等を見ずに踊るので、相当練習をするのだとか・・・

2) フィリピンの有名人

日本ではしられていないという場合が多いと思いますが、勿論お祭りに来る御姉さま方は知っているような感じでしょう。もし、周りがきゃーきゃー言い始め、写真を撮り始めたら、きっと有名人だとおもって間違いないと思います。

オランダで開催された、フィリピン独立記念日のイベント
会場にて、フィリピンのデザートが売られていました。

3) コンテスト

フィリピン人、小さいころから音楽に慣れ親しみ、コミュニティでは歌のコンテストなどがちょこちょこ開催されており、人前で歌うのは慣れている人も結構います。そして、ものすごく上手です。こちらオランダに来て、フィリピン人のイベントなどで歌うプロのシンガーにも会いましたが、さすがです。

4) フィリピンの食べ物

フィリピンのエンターテイメントに興味がない場合は、ひたすら食べるのみ。何が販売されるのかはわかりませんが、スナック、おかず系からスィーツまで売られるのではないかと思われます。こちら、オランダのフェスティバルではバロット(孵化直前のアヒルの卵を加熱したゆで卵)まで売られていました。いったいどうやって材料を手に入れたのでしょうか?

5) 衣料・小物など

種類が豊富だと、みていて楽しいものです。個人的にはカピス貝で作られている製品は、南国の趣がありきれいでおススメです。




6) フィリピン向けのサービス

フィリピン向けのサービスとしては、荷物発送サービスのブースは必ずあるのではと思います。コンテナ船で運ぶため、荷物の重量制限は確か50kgで、指定の箱でフィリピンに荷物を送れるサービスが存在します。そのほか、WESTERN UNIONなどの送金サービス、不動産関係の会社もコンドの購入などを薦めるでしょう、きっと。それらのフィリピン人向けサービスから、わずかながらフィリピンの社会を見ることが出来ます。

7) ミスコン

お祭りでは、恐らく美人さんがミス●●として、会場を歩いていると思います。フィリピンは美人が多く、ミス・ユニバースでは毎年優勝は逃すものの、上位に食い込んでいる常連国です。それを支えるのが、一般の美人さん。

フィリピン人コミュニティのためのイベントのようですが、上記のようなポイントがあるので、横浜をぶらりとしたその足で会場に行ってみるというのもいいのではないかと思います。場所は山下公園です。9月下旬、日本では秋の気配が漂う頃ですが、お祭りを通じて常夏のフィリピンを感じられると思います。

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