日本の何が恋しいのか?

帰国を控えた友人たちが、「日本、恋しくないの?」という質問を受けます。

恋しいというよりも、家族や親族がどうしているのか、元気なのか等気になります。海外留学経験のある子どもを出している家庭の殆どが、海外旅行などを楽しむような家柄であり、親御さんも子どもの留学に便乗して、留学先を訪ねついでに海外旅行するような家庭が多い中、我が家族は海外に驚く程出ません。

それ以外では恋しいと思う日本のシステム、習慣があります。

図書館システム

真っ先に考えるのが、図書館。地元図書館のヘビーユーザーだったので、海外に出たとたんに読み物の量ががくんと減ってしまい、何とも手持ち無沙汰になります。勿論、海外にも図書館はありますが大体は①有料②すぐ近くにない③日本ほどのバラエティーがない。と、不平ばかり行って申し訳ないものの、日本の図書館システムと比べてしまいます。


オランダの公立図書館は、年会費が約60ユーロで、延滞で課金されるシステムとなっています。そして、読める本が少なく、80%以上がオランダ語の本、であるためメンバーになるメリットをそれほど感じられずにおります。オランダで日本語の本が読める場所は、今のところ大使館内の広報センター内図書館です。ただし、自宅から遠すぎて行けません。

フィリピンでは大学図書館(日本語書籍なし)を使用していましたが、学生でない場合は入館料を払わないと行けません。日本の書籍を読むことができる場所は、ジャパンファンデーションの図書室、並びに日本人会の図書室です。双方とも会員にならないと本を借りることはできません。また、まにら新聞社ビルに日本語書籍が読める図書館があると聞きます。ジャパンファンデーションの図書室はしばしば利用しておりました。昨年見晴らしのよい場所に移りました。ジェトロにもビジネスライブラリーがあると聞きます。

以前シンガポールで働いて居たときには、国立図書館にも行きましたが(日本語の書籍は殆どありません)、混んでいて疲れてしまい、結局勤め先と同じビルに本屋さんがあり、毎日図書館のように通っていました。シンガポールは日本人が多いため、日本の書籍を扱う古本屋さんなども気軽に行ける距離にあり重宝しました。

各国、図書館や本屋の事情様々ですが、やっぱり日本の図書館がいいと思ってしまいます。日本の図書館の良さは、①無料②新しい本が読める③取り寄せも出来る④返却できる場所が図書館以外にある(駅の改札口付近)こと・・・

以下はマニラでの日本語書籍が閲覧出来る場所。
利用時間も規則もそれぞれ異なりますので、各ウェブサイトをご参照あれ。
■フィリピン日本人会 Trident Tower (22・23F), 312 Senator Gil Puyat Avenue, Salcedo Village, Makati City
■ジャパンファンデーション 23rd Floor, Pacific Star Bldg. Sen. Gil J. Puyat Avenue cor. Makati Avenue Makati City,
■ジェトロ 44th Floor, Philamlife Tower, 8767 Paseo de Roxas, Makati City

温泉・風呂

図書館の次は、バスタブのあるお風呂。オランダは寒いので、バスタブに浸かりたいと思うものの、バスタブありません。せめてどこか温泉でもあればと思いつつも、ここはヨーロッパもオランダという西欧の国、火山がないのでどうして温泉をエンジョイすることは当然無理です。

しかし、サウナはあると聞きます。しかし、男女混合とのこと。足が遠のきます。
ラグーナの温泉
フィリピン、ラグーナにある温泉



フィリピンでは、首都圏ですとラグーナ州、マニラから車で2時間ほど行った場所は温泉地域です。温水プールのような生ぬるい温泉に魚が放し飼いにしてある温泉に行ったことがあります。しかし、行く度ごとに魚が大きくなっており、角質化した皮膚をついばんで来て、痛いわけではありませんがある種恐怖を感じます。

日本帰国時、家族・親族、またご無沙汰していた友人たちにも再開し、上記二つのことを満足できたらいいなぁなんて思うのでした。

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