子連れ移住―オランダからジョージアへ、移住してからの困難

この度、私の仕事の都合で、夫をオランダに残してジョージアに移住しました。 この時期、このタイミング、子どもがまだこんなに小さい時期に母子で移住するとは思わなかった!というのが正直なところで、自身の決定にも関わらず、今も戸惑いを隠せません。そして、移住して早々は、仕事をフルタイムでこなしつつ、いくつかの問題に対処しなければなりませんでした。

子連れ移住 ジョージア



問題1:保育所/幼稚園の決定

移住すぐに対処しなければならない問題は、保育所を探すことでした。ジョージア移住が決まってから、早々に探していましたが、Google Mapで保育所(Daycare)などと英語で検索して検索できるのはごくわずか。そのため、ジョージア語でGoogle Mapで幼稚園と入力します。ジョージア語で検索すると、情報がもう少し出てきます。しかし、ジョージアではGoogle Mapに掲載されている情報は正確ではない、あるいはウェブサイトなどの情報がないことから、Google Mapに掲載されている手掛かりに、Facebookなどのソーシャルメディアで、幼稚園を検索し、興味があるところに片っ端から、連絡しました。

しかし、すぐに返信をくれるところはごくわずか。あるいは、人気の幼稚園は、待たねばならないという状況でした。詳しくは「子連れ移住ージョージア、トビリシの保育園を探す」にある通りでしたが、最終的には友人のお母さんが紹介してくれた幼稚園に落ち着きました。

問題2:赤ちゃん用品が高い!

おむつ、ミルク、おしりふきというマストなもの、そしておもちゃなどの赤ちゃん/幼児用品が(オランダより)高い、そして、品ぞろえは限られており、頭を悩ませました。おむつなどは、バーゲン品を狙って購入する中、最終的には大手チェーンスーパーのブランドのオムツを購入するようになりました。ミルクは幸い、卒業時期に来ていたので、購入することはありませんでした・・が、その他については、中古や、オランダから持ってきたおもちゃで当面は乗り切るつもりです。

問題3:医療

ジョージアには、日本でいうところの保健所はありません。クリニックに行くか、クリニックの先生に渡された電話に連絡し、直接助言を受けるというシステムとのこと。

オランダでは、クリニックはもちろんあり、主治医もいますが、保健所、NGOが月に一回人を派遣してくれたり、ピア(他のお母さんと助けあう)システムでした。なので、それが、すべてクリニックの先生に頼るというのが、なかなか慣れないものです。

また、よい先生を見つけるまでが大変です。ジョージアだけではありませんが、先生の当たりはずれは、もちろんあります。

問題4:安全

私が生活する地域では、歩道でも電動スクーターや配達のバイク、自転車がスピードを落とすことなく走っています。娘と一緒に歩道を歩いていて、ヒヤッとすることが何度もありました。これに対しては、道路のルールを変えるまで、解決手段はありません。気を付けるのみです。

問題5:ベビーシッター

幼稚園がない日、あるいは出張に行く場合は、ベビーシッターを見つけなければなりませんが、いくつかの点で困難です。まず、言語の問題があります。ジョージア語で子どもに対応するのは特に問題視していませんが、不在時の緊急事態のコミュニケーションに不安が残ります。英語が話せるシッターさんは割高です。
居住地域にもよりますが、シッターさんへの支払いも高くなる傾向にあり、1時間15ラリ(約860円※ジョージアの平均収入は105,000円/月 統計局)以上です。860円で見てくれるなら安いと思われるかもしれませんが、遠方から来て下さるシッターさんには交通費とその他を要求されることもあります(もちろん、交渉次第ですが!)。

ちなみに、シッターさんを雇った時、そのシッターさんは、本職がありますが、シッターの代金が本職よりも高かったためか、その日は本職を休まれ、シッターに専念しておられるようでした。

一番望ましいのは、同じマンションや、近所にそのような人がおり、顔見知りであることですが、わが娘は普段は保育園通いであるため、シッターを雇う必要はなく、中々うまくいきません。

不安を数えたらきりがありませんが、問題には必ず対処法がある!と信じ、一つずつ解決、乗り越えていきたいところです。がんばりすぎず、がんばります。









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