ぽっちゃり?フィリピン人ー彼らはなぜ太ってしまうのか?

日本ではファーストフード店を滅多に利用しない著者ですが、フィリピンでは少々違います。
冷房が効き排気ガスがシャットアウトされる空間である、マクドナルド、ジョリビー、ケンタッキー等はちょっとした休息場所です。入ったからと言って、注文するわけではないのですが(笑)休んでいるだけでは咎められないのがフィリピンファーストフード店の良さでしょうか(笑)

そんな中でいつも気になっていたのが、ぽっちゃりとした子どもたち。健康的といえば聞こえがいいのですが、健康的とは見えない子どもたちも結構の数おります。そして、彼らの両親の体形もかなりぽっちゃり。

急速に肥満化する東南アジア

ASEAN諸国の肥満率は世界的に見てもまだ低いようですが、国内での前年比データでは徐々に増加しています。GDPの向上に伴い、肥満率が増加しており、世界保健機構の調査によると、2010年~2014年の間に30パーセント前後の増加率(特に、マレーシア、インドネシア)。肥満率が高いアメリカでは10パーセントの増加なので、この速さは注目すべきでしょう。また、子どもの肥満率も高くなり、大人になってからの肥満率が上がります。

世界の肥満率で、フィリピンは・・・・

上記のように計られる肥満。その肥満率、フィリピン世界比では実はそれほど高くはありません。フィリピンの成人の肥満率は、6.4%、世界平均は18.9%です。しかし、世界保健機関(WHO)、過体重または肥満の乳幼児(5歳未満)が世界的に増加傾向にあり、2014年に少なくとも4100万人に達したとの報告書を発表しております。また、中低所得国で深刻で、90年の750万人から14年の1550万人へと2倍以上に増加しており油断はできません。さらに、貧困層の肥満率は高くはありませんが、中から高所得者の家庭の子どもたち、ぽっちゃり傾向にあります。

なぜ”ぽっちゃり”?

フィリピンで子どもも含めて肥満となる要因はいくつもあります。それらの要因は日本人が太ってしまう原因とそれほど違いはありませんが、環境的要因はフィリピンの方は少々深刻な気がします。

1) 生活習慣と環境

フィリピン人の一日に歩く時間はどれぐらいでしょうか?正確なデータはありませんが、特に都心に生活する人はあまり歩いていないことが予想されます。歩かないという個人のチョイスか、環境的に歩きづらいということなのか、わかりませんが、以下がフィリピン人一般が歩かない理由です。

天候
これは、照りつける日差し、時に突然のスコール。なので、常に傘を携帯するのですが、それでも、じりじりと照りつける太陽、またアスファルトの照り返しは堪えます。

排気ガス
マニラなどは排気ガスがひどいです。ジプ二ーや路線バスなどはディーゼル使用。濛々と煙を上げて走っています。実際排気ガスの中を歩くというのは気が滅入ります。また、体調が悪くなります。

サンダル履き
日常の履物、10分歩いたら疲れるようなペッタンこな靴、あるいはサンダルを日常的に着用。

様々な乗り物の存在
またそれ以上にジプ二ー、トライシクル、ぺディキャブ(自転車にサイドカーがついており、そこに人を乗せて走るのりもの)が多すぎて、人の歩く機会を限りなく奪っています。著者の親族も10分の距離を歩きません。10ペソ(20円ほど)払えば、家の前までぺディキャブで乗せていってくれます。

自動車
富裕層は勿論どこに行くにも運転手つきの車。一日一時間は歩くとよいなどと言われていますが、10分歩いてよいほうなのでは?

2) 食習慣

経済レベルによって抱える食習慣の問題はことなりますが、一般的な問題としては以下のようなことがあるのではないでしょうか。

食べ過ぎ?
フィリピンでは、おなかが完全に減る前におやつやら、ご飯を食べています。食べること=楽しみというのはもちろんですが、特に新興富裕層は、「お腹がすくのは良くない」という考え方があるようです。日常生活でも、ミッドナイトスナックなる夜食があります。


糖分の採りすぎ?
ジュースと水の値段は基本的に同じぐらい。食堂で飲めるソーダ200mmほどの瓶は10ペソほど、300mmの水の値段もそれぐらいなのですから、ジュースを買ってしまいます。

フィリピンに甘くないお茶はありません!初めて来たフィリピンでグリーンティと称するペットボトルのお茶を買って一口飲んで、その甘さに思わず噴き出しそうになりました。その甘さに慣れるまでは、水を足して飲んでいたほどの甘さ(汗)

炭水化物
ご飯が大好きな国民。ごはんもりもりで食事を食べます。おかずがなくてもご飯はある!更に言うと、野菜を採るよりは、ビタミン剤で補給する人も結構います。多分、ご飯の量をもう少し減らして、お肉を買うよりお野菜を買った方がよいと思います(笑)

健康に気を遣う人口の増加、しかし・・・

近頃は公園でジョギングやバドミントンなどで汗を流す人たち、また自転車乗りなども見かけるようになり、健康志向の人が増えたと思います。また、ショッピングモールにはフィットネスクラブも入り、健康志向の人たちの社交場になっています。

しかし、上記のような理由から特に首都圏に在住の子どもたちはの肥満率は今後さらに増加していくのではないかと思います。原因はある程度分かってるこの肥満。しかし、解消されないこの難しさ(笑)

肥満とは?

BMI(Body Mass Index)が22を適正体重とし、25以上を肥満、18.5以上25未満が普通、18.5未満を痩せと判定します。BMIは、体格指数=体重(kg)÷身長(m)÷身長)で計ることができます。肥満の状態では、高血圧、糖尿病、高脂血症のリスクが2倍になります。悲しいことに、アジア人は比較的軽度の肥満で生活習慣病になりやすいそうです

スポンサーリンク

スポンサーリンク

0 件のコメント :

コメントを投稿

Subscribe