フィリピン人が待ちにまったクリスマス。 しかし、台風がフィリピン、ルソン島南部のビコール地方に上陸、台風に伴う高波、地滑り、洪水被害の恐れから、シグナル4のカタンドゥアネス島では3,000世帯以上が避難所に移動、そこでクリスマスを祝うことになりました。
12月25日の午後の時点で、ビコール地方の西側に位置する、カタンドゥアネス島はシグナル4、南カマリネス州全体はシグナル3、マニラはシグナル1。
以下youtubeビデオは、フィリピン大気地球物理天文局(Philippine Atmospheric, Geophysical and Astronomical Services Administration、通称PAGASA)がアップデートしているビデオ。
タガログ語ですが、台風の最新の状況がわかります。
参考までに、台風のシグナルの分類を以下に記します。
出典:フィリピン政府ウェブサイト(http://www.gov.ph/crisis-response/the-philippine-public-storm-warning-signals/)
「The Philippine Public Storm Warning Signals」
フィリピン人の多くは帰省に長距離バスを利用します。クリスマスはピークで、現時点では予約がいっぱい、おそらく1月第一週までバスの予約はフルです。そんな中でのフィリピンバスのキャンセルですので、長距離バスの停留所は、予約したバスの出発を待つ、人であふれています。
また、マニラからルソン島を抜け、そしてレイテ、セブに向かうバスは、ルソン島とサマール島の間のサン・ベルナルティノ海峡をわたることができず、海峡にあるバス停留所で待機しています。
CNNフィリピンによると、2,000人以上が待機しており、トイレやレストランの数の不足、そして予想外の出費(待機中の食事など)でもちがねを使い果たしつつあるとインタビューに答える乗客もいました。
フィリピンでは、長距離バスを頻繁に利用していたので、不便さや疲れなどは身にしみて知っているつもりです。しかも、バスによってはエアコンなしで、一列3人掛けに子どもなどを膝に乗せて長旅をする家族もいるので、その身体的、そして予想外の出費での経済的痛手たるや、かなりのものでしょう。
彼らが安全に、そして一日も早く家路につけるように祈るばかりです。
強風で、木の枝がはぎとらて、道に散らばり、土台がしっかりしていない家、露天商などは倒れ、トタン屋根はめくれていました。驚くべきことに、ショッピングモール前に停車していたトラックは倒れています。
私が生活していたお隣の市は、土地が低いのでおそらく洪水です。もちろん、昨日から電気はないと思われます。
12月25日の午後の時点で、ビコール地方の西側に位置する、カタンドゥアネス島はシグナル4、南カマリネス州全体はシグナル3、マニラはシグナル1。
タガログ語ですが、台風の最新の状況がわかります。
参考までに、台風のシグナルの分類を以下に記します。
シグナル1 | 風速 30–60 km/h (20-37 mph) 36時間以内に発生 | |
シグナル2 | 風速 61–120 km/h (38–73 mph) 24時間以内に発生 | |
シグナル3 | 風速121–170 km/h, (74–105 mph) 18時間以内に発生 | |
シグナル4 | 風速 171–220 km/h, (106–137 mph) 12時間以内に発生 | |
シグナル5 | 風速 220 km/h以上, (137 mph) 12時間以内に発生 | |
「The Philippine Public Storm Warning Signals」
台風の影響
現時点(12月25日午後8時)では、被害の全貌は明らかになっていませんが、各所で集中豪雨での洪水、土砂崩れが予想されます。また飛行機、長距離バスが運行を見合わせています。フィリピン人の多くは帰省に長距離バスを利用します。クリスマスはピークで、現時点では予約がいっぱい、おそらく1月第一週までバスの予約はフルです。そんな中でのフィリピンバスのキャンセルですので、長距離バスの停留所は、予約したバスの出発を待つ、人であふれています。
また、マニラからルソン島を抜け、そしてレイテ、セブに向かうバスは、ルソン島とサマール島の間のサン・ベルナルティノ海峡をわたることができず、海峡にあるバス停留所で待機しています。
ルソン島とサマール島を渡す船 |
CNNフィリピンによると、2,000人以上が待機しており、トイレやレストランの数の不足、そして予想外の出費(待機中の食事など)でもちがねを使い果たしつつあるとインタビューに答える乗客もいました。
フィリピンでは、長距離バスを頻繁に利用していたので、不便さや疲れなどは身にしみて知っているつもりです。しかも、バスによってはエアコンなしで、一列3人掛けに子どもなどを膝に乗せて長旅をする家族もいるので、その身体的、そして予想外の出費での経済的痛手たるや、かなりのものでしょう。
彼らが安全に、そして一日も早く家路につけるように祈るばかりです。
追記
台風の実際の被害というものは、過ぎ去ってからわかるもので、新聞とニュース番組を要チェックです。台風通過の翌朝(12月26日)、ビコール地方、ナガ市のローカルラジオが、ライブで町の様子を放送していました。強風で、木の枝がはぎとらて、道に散らばり、土台がしっかりしていない家、露天商などは倒れ、トタン屋根はめくれていました。驚くべきことに、ショッピングモール前に停車していたトラックは倒れています。
私が生活していたお隣の市は、土地が低いのでおそらく洪水です。もちろん、昨日から電気はないと思われます。
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