[ハーグイベント情報] ハーグ大使館の日 viva! Embassy Festival

9月3日、平和と正義の都市デンハーグでEmbassy Festival がハーグでおこなわれました。ヨーロッパの大きな都市では催し物がかなりの頻度で開催されますが、Embassy Festivalというのは各国の大使館が集中するこの都市ならではの催しです。

Embassy Festival Sindicato Sonico live in Hague
SINDICATO SONICOのライブ


各国の大使館がブースを並べ、お店を出店し食品や物品を販売したり、観光資料を置いて、その説明などを行って観光誘致をしたりします。ブースは開催時間の正午から午後8時までオープンしていますが、同時に3つの野外ステージでは各国の大使館を通じで海外から招致されたプロのミュージシャンによる演奏、民族ダンスなども楽しめるイベントです。
Embassy Festival in The Hague
説明を追加




どうやってEmbassy Festivalを楽しむ?

各国ブースの食べものを堪能する

ブースでは、各国のちょっとした食べ物や飲み物がたのしめます。例えば、コロンビアであればアロマ香るコロンビア産のコーヒー、肉料理のおいしいハンガリーは、ボリューム満点でジューシーなホットドック、フィリピンでは・・・残念ながら定番のアドボ、シニガンなどとはいきませんでしたが、フィリピンのフレーバーが楽しめるアイスクリームを販売していました。

ちなみに、フィリピンブースを見つけた時にはかなり嬉しかったりして・・・フィリピン人の旦那以上にはしゃいでしまいました。フィリピンスマイルに癒されました :)

在オランダフィリピン大使館ブースにて
Embassy Festival in The Hague, Philippine Embassy booth
フィリピン大使館ブースのアイスクリーム
オランダにアイスクリーム屋さんは多いけど・・・ウベ、ブコパンダン、グヤバノはないよね!

Embassy Festival in The Hague, Philippine Embassy booth
2.5ユーロ也


ブースで観光情報を入手

各国の食べ物を堪能したついでに、観光パンフレットを入手。中には熱心に話したがる大使館スタッフ、あるいはボランティア?もおり、お話も聞けます。各国のパンフレットを集めるとかなりの重さになりますが、とりわけ今後旅行したいと思う国のブースに行き、パンフレットを入手し、職員から情報を入手するには絶好の機会かと思います。

コンサートを楽しむ

ウェブサイト(http://www.embassyfestival.com)出演ミュージシャンとその時間が掲載されているので事前にチェックしていくのがよいでしょう。

私は旦那とアイルランドの兄弟デュエット、ハドソン・テイラー(Hudson Taylor)とメキシコからのグループ、シンディカート・ソ二コ(SINDICATO SONICO) のライブを楽しみました。
ハドソン・テイラー(Hudson Taylor)の「Chasing Rubies」という曲、わたしかつてどこかで聴いたことがあるのですが・・・思いだせずに歯がゆいのですが(だれか分かったら教えてほしいです)、それでも心地よい兄弟デュオの音楽に癒されました。

Hudson Taylor Embassy Festival in The Hague
アイルランドの兄弟デュエット、ハドソン・テイラー(Hudson Taylor)演奏
 ライブのラストを飾ったのはシンディカート・ソ二コ(SINDICATO SONICO)。ドラム、パーカッション(ボンゴ、コンゴ、カウベル・・)、エレクトーン、エレキギター、ベース、トランペット、テノールサックス、トロンボーンと兎に角にぎやか、そしてラテンのノリで、会場は一気にサルサダンス、メレンゲの会場となりました。遊び心いっぱいのステージは大盛況でした。

各ブースでお買い物

エスニックな雑貨を手に入れることが出来ます。多くはありませんでしたが、民芸品を販売していました。チェコの大使館では伝統的織り機のデモンストレーションを行いつつ、刺繍の入ったカワイイブローチなどを販売していました。また、ネパールでは色鮮やかなジャケット、バングラディシュでは原色鮮やかなスカーフを販売していました。

ブースのミニ・ワークショップに参加する

多くはありませんでしたが、ミニ・ワークショップも開催されていました。ベトナムのブースでは、ノンラー(傘帽子)にペイントを施すというワークショップが行われ、子どもたちは大喜びでした。

私は、各国ブースにある無料マップ+読み応えのある観光資料を集めることに精を出しました。単純にマップが好きなので、旅行に行った後も観光用の無料観光マップを取っておく習性があるのですが、今回は旅行に赴かず、それらの資料をゲットです。ただ、行った時間が遅かったのか、それとも多くの大使館がそうしたマップの資料を持ち得ていないのか、限られた国のものしか入手できませんした。それでも、キプロス、コスタリカ、南アフリカ、マレーシア、フィリピン、チェコ、スロベニア
などの国のマップを入手し、ちょっとだけ嬉しかったりします。

Embassy Festival in The Hague



フェスティバル会場に残念ながら、日本大使館のブースはなく、また東ヨーロッパ諸国のブースはありましたが、西側(スペイン、ドイツ、ベルギー、ポルトガル、イタリア・・・)、アメリカ、ブラジルなどの参加はありませんでした。(ブラジルのマップが欲しかった・・・)


情報の入手

イベントの当日は会場の入り口で、パンフレット(イベントのスケジュールが記してあるもの)を入手、そしてそれら資料を配布しているおばちゃんがとても気さくにイベントについて教えてくれます。

Embassy Festival in The Hague
Embassy Festivalについて説明してくれた職員さん、ここでイベントのスケジュールの入ったイベントパンフレットをGET
また、ハーグはこうした催しが頻繁に行われているため、市役所のウェブサイト(http://www.denhaag.nl/en.htm) にイベントが掲載されます。9月も国連平和デーで平和と正義の都市の名にふさわしい、平和関係のイベントがあります。

ハーグ市民じゃないから関係ない!と言わず、オランダ旅行中にこうした催しが開催していたら、参加したら観光がより充実したものになるはず。要チェックです。










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