[スペイン旅行] バルセロナのランブラス通り

バルセロナを代表する旧市街地に位置するメインストリートで、市の中心部から臨海地区まで続く長さ1.2kmの並木道です。何の予定も組まず大道芸人のパフォーマンスや、お土産屋さん、市場、ちょっと小道に入ってぶらぶらしてみるのも楽しいのではと思います。

ランブラス通り


到着したその日に宿泊先からランブランスまで足を伸ばして見ました。2月の冬場は残念なことに大道芸人の姿は見ることができませんでしたが、オランダでは見られない冬場でも人のにぎわいがある道に変に感動しました(笑)。日暮れ後のランブラス通りが街灯で雰囲気も美しく、ヨーロッパの街並が美しく照らし出されます。人々は並木道を行き、カフェで談笑したりする姿も見られます。


バルセロナ、サンタ・マリア・デル・ピ教会
少々路地に入りサンタ・マリア・デル・ピ教会に立ち寄りました。美しいステンドグラスが映える石造りの教会です。14世紀に建てられたゴシック様式の建物ですが、歴史的な記述はないものの歴史家が認める所によると413年には同ロケーションに教会が建立され、また歴史的な記述として残る所では973年にはロマネスク様式の教会があったといいます。現在私たちが見ているこの教会は1319(あるいは1320年)から1390年の間に建立されたといわれます。
サイドにチャペルがあり、バルセロナ市民が祈りをささげていました。

参照ウェブサイト: http://web.archive.org/web/20091027042538/http://es.geocities.com/santa_maria_del_pi/angles/historia.htm

ランブラス通りから路地に入ると・・・
路地はせまく、向かい側の建物の住人との距離が、同じ建物の住人よりも近く感じるのではと思わせられます。
夏時期は、酔っ払いも多く家の前で叫んでいたりすると、建物住人がバケツで水をかぶせたりするのだとか(笑)込み入った路地には飲み屋も多く、夜になるとそこらじゅうで男性が用を足すため臭く、消防車が出動して放水するのだとか。
















また、サン・ジュゼップ市場があります。到着した日はすでに遅い時間で市場が閉まっており、翌日改めて訪問しました。肉、魚、野菜、果物、干物、珍味、お菓子、香辛料、ワイン等が販売されており、見るだけでも楽しい市場です。観光客の人たちは観光で乾いた喉を潤すべくフルーツジュースに舌鼓を打っていました。

サン・ジュゼップ市場


コロンブスの塔

通りの最後にはコロンブスの塔があります。コロンブスの塔は、アメリカ大陸を指差しているとか。後の略奪や南米の大陸で起こったことを考えるとこのモニュメントを見る気持ちは複雑です。ちなみにアメリカには10月12日に「コロンブス・デー」なる記念祝日があると言いますが、白人による侵略がはじまった日として、先住民族による抗議運動が起こっているといいます。

他にも並木道沿いには花屋、ろう人形館があり、地下鉄の駅も3駅あります。夏にこの地をおとずれたらきっとまた違う印象なのだと思われます。

バルセロナの旅シリーズ
1) 結婚二周年記念の旅-3泊4日のバルセロナの旅
2) バルセロナ国際空港から市街地へ
3) バルセロナのゲストハウス
4) バルセロナのゲストハウスで出会った人たち
5) バルセロナのランブラス通り
6) サグラダ・ファミリア(聖家族教会)-3泊4日のバルセロナの旅!-
7) グエル公園を歩く-バルセロナ3泊4日の旅!
8) バルセロナからの日帰り旅行: モンセラットとマンレサ(1)
9) バルセロナからの日帰り旅行: モンセラットとマンレサ(2)




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